東大・京大・難関国立大の新卒者を多く採用している企業ランキング【25年・100社】8位中外製薬、2位レーザーテック、1位は?大学別内訳も公開Photo:PIXTA

企業の戦略や“序列”を分かりやすく示すのが「人材採用」だ。中でも新卒の就職者の動向は、企業のブランド力を色濃く反映し、各社の競争力を分ける上でも重要なポイントとなる。特集『業績、株価、賃金、就職… 5年後の業界地図』の#3では、最難関国立大学群である「東京一科+旧帝大」の就職者数の割合が高い企業のランキングをお届けする。果たして、どの企業がエリート学生の厳選採用をできているのか。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

最難関国立大学の就職者割合が多いのは?
3位に「あるインフラ会社」がランクイン

 企業の戦略や“序列”を把握する上で欠かせないのが、各社の「人材採用」の動向だ。

 特に新卒の就職者の動向は、企業の“ブランド力”や人材採用競争力を色濃く反映しているため、各社の将来性を占う上で重要なポイントとなる。

 もちろん、卒業大学だけで優秀さが決まるわけではないが、東京大学、京都大学、早慶といった国内最高レベルの難関大学の“エリート学生”を数多く採用できていれば、それだけ成長機会も増しやすい。

 コンサルティング業界のように、“地頭”の良さが問われる業界も存在するほか、トップ大学からの採用数を意識する企業も多く、大学別の採用数は企業側にとっても採用上のアピールにつながる重要項目だ。

 そこで今回、大学通信提供のデータを基に、「東京一科+旧帝大の就職者数の割合が高い企業ランキング」を作成した。

 具体的には、2025年3月に大学・大学院を卒業・修了した就職者数のうち、最難関国立大学群である東京一科+旧帝大(東大、京大、一橋大学、東京科学大学〈東京工業大学〉、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)の就職者数を集計。全大学の就職者数に対する割合を算出し、トップ100社のランキングを作成した。

 さらに、それぞれの大学の就職者数の内訳も掲載しているので、地元大学に強い傾向があるなど、これを見れば各企業の特徴も一目瞭然だ。

 10位以上は難関国立大の割合が5割以上の結果に。首位の企業は何と就職者の8割以上を東大などの最難関国立大が占める結果となった。

 “東大志向”で有名なマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン コンサルティング グループ(BCG)などの外資系コンサルティング会社のほか、エリート学生から人気を集める大手総合商社、優秀な理系人材の採用が競争力に直結する製薬業界などが上位にランクイン。また、3位にはやや意外な“ドメスティック”のインフラ企業もランクインした。

 次ページで、その“序列”を大公開していく。