コンサル大解剖Photo:AndrewJohnson/gettyimages

外資戦略ファーム、ビッグ4、国内グロースファーム、ITコンサル……市場の隆盛とともに、コンサル業界では多種多様なプレーヤーによる乱戦模様となっている。群雄割拠のコンサル業界における現在の“勢力図”はどうなっているのか。長期連載『コンサル大解剖』の本稿では、主要37ファームの“序列”や人員体制・成長率を網羅した最新版のコンサル業界のカオスマップを公開する。

勢いづく国内グロースファーム
コンサル業界は「乱戦模様」

 2025年、国内系コンサルティングファームのIPO(新規株式公開)が相次いだ。11月にはノースサンドが、12月にはリブ・コンサルティングがそれぞれ新規上場した。

 ノースサンドは、経営者の出自やビジネスモデル・案件の類似性から「ベイカレントクローン」と呼ばれる国内グロースファームの1社だ。26年1月期の売上高は262億円で、わずか1年で約60%という驚異的な成長スピードを見せており、国内グロースファームの中でも“台風の目”として存在感を発揮している。

 従来の主要プレーヤーであった外資戦略ファーム、ビッグ4だけでなく、このように国内グロースファームの台頭やデジタルトランスフォーメーションの定着に伴うITコンサルの成長が続いており、コンサル業界はまさに“群雄割拠”の状態となっている。

 もちろん、既存の大手ファームも手をこまぬいていない。例えばここ数年、成長の勢いに陰りが生じていたデロイト トーマツ コンサルティングは、25年12月にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー、デロイト トーマツ リスクアドバイザリーと合併し、新たにデロイト トーマツとして再出発した。グループの総合的な知見を結集することで、反転攻勢を狙う。

 そんな乱戦模様のコンサル業界だが、足元のコンサル業界の勢力図はどうなっているのか。ダイヤモンド編集部は最新版のコンサル業界のカオスマップをまとめた。次ページで、戦略系や総合系、国内系など主要37ファームの序列と人員体制・人員の増加率を網羅した業界図を公開していこう。