教育・受験 最前線#65Photo:PIXTA

私立大学の歯学部に比べると、国公立大学の歯学部は総じて入試難易度が高い。入学して6年間のうちに歯科医師国家試験に合格する「国試ストレート合格率」においても、国公立大学の歯学部は私立大学よりも総じて高い。では、国公立歯学部間の差はどれほどのものなのか。連載『教育・受験 最前線』では、全国歯学部の実力と経営実態に迫る「歯学部ランキング」を全7回にわたってお届けしてきた。最終回は国公立12歯学部について、過去5年間のデータに基づいた「国試ストレート合格率」のベストランキングを作成した。併せて「国試ストレート合格率と新卒合格率の乖離幅ランキング」「留年・休学率ワーストランキング」を一挙公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

留年なしの「国試ストレート合格率」
国公立1位は8割超え

 国公立大学の各歯学部は定員を満たしており、入学して留年せずに6年間のうちに歯科医師国家試験に合格する者が7割超。大幅な定員割れをしているところもあって、国試に6年間ストレートで合格する者が半分に満たない私立大学の歯学部とはトータルで大きな格差がある(本連載#60『【私立17歯学部「国家試験ストレート合格率」ランキング】7位朝日大、6位奥羽大、ベスト5に入った“穴場”歯学部とは?』参照)。

 私立歯学部にかかる学費に比べると国公立は格段に安く、進学先を選べる学力を持つ学生は国公立により集まりやすい。では、国公立歯学部間の差はどれほどのものなのか。

 ダイヤモンド編集部では、国公立12歯学部を対象に、留年せずに6年間で卒業して、ストレートで国試に合格した割合である「国試ストレート合格率」(留年していない国試合格者数÷6年前の入学者数)ランキングを過去5年間のデータに基づいて作成した。次ページでは、「国試ストレート合格率ベストランキング」「国試ストレート合格率と新卒合格率の乖離幅ランキング」「留年・休学率ワーストランキング」を一挙公開し、国公立歯学部間の差を明らかにする。