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日本の上場企業の約半数、非上場企業においては9割近くが、創業家によって統治されるオーナー企業に分類される。そんな“オーナー企業大国”の日本において、最強のオーナー企業はどこか。ファミリービジネス白書企画編集委員会の協力を得て、上場オーナー企業「1885社」の「時価総額」および直近本決算の「売上高」「営業利益率」「総資産事業利益率(ROA)」「自己資本比率」「流動比率」を分析してランキングを作成した。特集『オーナー企業「上場1885社」全序列【2026年版】』の#22では、電気機器112社の業種別ランキングをお届けする。有名企業が名を連ねる電気機器分野でトップに立った企業とは。(ダイヤモンド編集部 猪股修平)
「経営の神様」が生んだ最強メーカーも
電気機器オーナー企業ランキングトップならず!?
故障が少なく、機能的な製品への信頼から、メード・イン・ジャパンのブランド力をけん引してきた電気機器メーカー。上場オーナー企業ランキングの上位には、誰もが一度は見聞きしたであろう有名企業が並ぶ。
中でも「経営の神様」と呼ばれる故松下幸之助氏が創業したパナソニック ホールディングス(HD)の知名度と売上高は、旧社名の「松下電器産業」時代から廃れていない。直近2026年3月期通期決算は前期から微減したものの売上高8兆0487億円を計上し、上場オーナー企業の電気機器112社の中で次点のキヤノン(売上高4兆6247億円)をはるかに上回る数字をたたき出している。
だが、そんなパナソニックHDもキヤノンも、今回のランキングにおいて首位は逃した。
ダイヤモンド編集部は『ファミリービジネス白書』(白桃書房、監修・後藤俊夫)を刊行しているファミリービジネス白書企画編集委員会(後藤俊夫、落合康裕、荒尾正和、西村公志)の協力を得て、独自の指標でオーナー企業ランキングを作成した。「経営の神様」が生み出した企業よりも上に立った企業はどこか。
次ページで、電気機器112社における最強のオーナー企業の序列を明らかにする。








