オーナー企業「上場1885社」全序列【2026年版】#18Photo:PIXTA

日本の上場企業の約半数、非上場企業においては9割近くが、創業家によって統治されるオーナー企業に分類される。そんな“オーナー企業大国”の日本において、最強のオーナー企業はどこか。ファミリービジネス白書企画編集委員会の協力を得て、上場オーナー企業「1885社」の「時価総額」および直近本決算の「売上高」「営業利益率」「総資産事業利益率(ROA)」「自己資本比率」「流動比率」を分析してランキングを作成した。特集『オーナー企業「上場1885社」全序列【2026年版】』の#18では、情報・通信195社の業種別ランキングをお届けする。多種多様なサービスを届ける情報・通信分野でトップに立った企業とは。(ダイヤモンド編集部 猪股修平)

ビジネスは多種多様だが
特にIPビジネスやSI事業が好調

 情報・通信に分類される195社のオーナー企業には、ソフトウエアの開発・保守やゲーム制作など、多様な事業を手掛ける企業が並んだ。その中でも昨今は、IP(知的財産権)ビジネスを手掛ける企業の成長が目立つ。

 例えばネクソンは2025年12月期通期決算において、過去最高の売上収益4751億円に達した。決算発表では「IP成長戦略が堅調な成長をけん引」と強調し、具体的には主力コンテンツのテレビゲーム「ARC Raiders」やオンラインゲーム「メイプルストーリー」といった、大型IPが業績に大きく貢献したという。

 ゲームビジネス以外の事業で、成長している会社もある。大塚商会は25年12月期通期決算で過去最高の売上高1兆3227億円を計上。SI(システムインテグレーション)セグメントでの大幅な伸びが業績に貢献した。

 それぞれが強みを生かして発展している情報・通信のオーナー企業だが、その中の最新序列はどうなっているのか。

 ダイヤモンド編集部は『ファミリービジネス白書』(白桃書房)を刊行している日本経済大学大学院の後藤俊夫特任教授ら、ファミリービジネス白書企画編集委員会(後藤俊夫、落合康裕、荒尾正和、西村公志)の協力を得て、全上場企業からオーナー企業を抽出。全1885社を対象に、直近決算の「時価総額」「売上高」「売上高営業利益率」「総資産事業利益率(ROA)」、自己資本比率、流動比率の六つの指標で分析し、100点満点で得点を付与し、オーナー企業ランキングを作成した。その中で、情報・通信195社のトップに立ったのはどこか。

 次ページで、情報・通信分野における最強のオーナー企業の序列を明らかにする。

【情報・通信195社】最強「オーナー企業」ランキング!6位大塚商会、3位ネクソン、1位は?