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「オーナー企業大国」の日本において、最強のオーナー企業は――。ファミリービジネス白書企画編集委員会の協力を得て、上場オーナー企業「1885社」の「時価総額」および直近本決算の「売上高」「営業利益率」「総資産事業利益率(ROA)」「自己資本比率」「流動比率」からランキングを作成した。特集『オーナー企業「上場1885社」全序列【2026年版】』の#19では、建設78社のランキングをお届けする。4位に戸田建設、2位に大林組が入った。果たして1位に輝いたのは?(ダイヤモンド編集部 大日結貴)
建設業界「オーナー企業」の序列は?
上位にはスーパーゼネコンがランクイン
建設業界の勢力図を語る上で欠かせないのが、その頂点に君臨するスーパーゼネコン(大手5社)だ。国家の威信を懸けた巨大プロジェクトや都市開発、超高層ビル建設などを手掛け、高度な技術力とプロジェクトマネジメント能力を有している。
そんなスーパーゼネコンを含む建設業界にも、創業家の影響が色濃く残るオーナー企業がある。
代表的なのが大林組だ。同社は東京スカイツリーや表参道ヒルズを手掛けた日本を代表するスーパーゼネコンだ。近年では2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、シンボルである世界最大級の木造建築物「大屋根リング」の北東工区の施工や、パビリオン建設、会場整備を手がけている。
創業家である大林家は、1892年の創業から3代にわたって社長を務めた。1989年に津室隆夫氏へ社長職を譲って以降は、生え抜きの社長が続いているが、創業家出身の大林剛郎氏が会長として経営を支えている。もっとも創業家の持ち株比率は低下しており、80年ごろは3代目社長だった大林芳郎氏が12.64%を保有していたが、現在は剛郎氏が約2.46%を保有する程度だ。
今回の上位陣にも、そんなスーパーゼネコンが名を連ねた。建設業のオーナー企業の、最新序列はどうなっているのか。
ダイヤモンド編集部は『ファミリービジネス白書』(白桃書房)を刊行している日本経済大学大学院の後藤俊夫特任教授ら、ファミリービジネス白書企画編集委員会(後藤俊夫、落合康裕、荒尾正和、西村公志)の協力を得て、全上場企業からオーナー企業を抽出。全1885社を対象に、「時価総額」および直近決算の「売上高」「売上高営業利益率」「総資産事業利益率(ROA)」「自己資本比率」「流動比率」の六つの指標で分析し、100点満点で得点を付与し、ランキングを作成した。
次ページでは、建設業におけるオーナー企業78社のランキングをお届けする。








