アリのオスには
「父親」がいない
一方、アリは交尾をしなくても、子を産む特殊能力をもちます。女王アリが産卵時に交尾をしていなければ、女王アリ由来の染色体1セットしかもてないため、生まれてくる子は必ずオスになるのです。こうした性決定様式を半倍数性と呼びます(図3-3)。
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先ほど、ヒトは性染色体により性が決められるとさらっと書きました。ヒトの性決定方法も簡単に確認しておきましょう。ヒトが採用している性決定様式はXY型と呼ばれていて、性染色体の組み合わせで性別が決まるというものです(図3-4)。
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23対(46本)ある相同染色体に1対だけ異質なものがあります(図2-3)。他の相同染色体は、大きさと形がほぼ同じ対ですが、この染色体では大きさが異なります。これこそが性染色体です。そして、大きいものがX染色体、小さいほうがY染色体と呼ばれています。性は性染色体の組み合わせで決まり、XXという組み合わせをもつ個体はメスになり、XYの個体はオスです。
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