「折りたたんだ状態では横幅が広く、片手で操作しにくい。重量も254gあるので、小指で支えていると負担を感じます。私は普段、165gのiPhone Airも使っているのですが、Duoはそれより89gも重い。軽さに慣れているだけに、この差はどうしても気になりましたね。特に、電車でつり革につかまりながら使うような場面では、重さと横幅が負担になりました」
折りたたんだ状態(1) 画像提供:石川温
折りたたんだ状態(2) 画像提供:石川温
後発のAppleよりも
Galaxyが「完成度が高い」点は?
石川氏は、今年8月発売の「Galaxy Z Fold8」も購入して使っているとのこと。その経験から、「薄さや軽さではGalaxyの方が完成度は高い」と評価する。
ただし、単純にDuoが劣っているという話でもないようだ。
石川氏によると、Samsungは従来モデルで対応していたペン入力などの機能を一部省き、薄型化・軽量化を進めてきた。一方、Duoは年内にペン入力への対応を予定するほか、本体を途中まで折り曲げた状態で固定できるなど、機能の充実を重視している。
つまり、Galaxyは機能を絞って薄さと軽さを追求し、Duoは多少重くなっても機能を盛り込む道を選んだ。両者の違いは、単なる技術力の差ではなく、製品づくりの優先順位の違いともいえそうだ。
こうした長所と短所を踏まえたうえで、石川氏はDuoの購入を決めた。しかし、一般の人にも勧めるかと尋ねると、答えは意外なものだった。
機能の充実を重視している 画像提供:石川温
36万円超でも買う人
買わない人の違い
「Appleが好きな人や仕事で使う人は別として、じゃあ自分の家族に勧めるかといったら、それはないです」
確かに大画面で作業をしたり2画面使用をしたりする機会が少なければ、従来のiPhoneでも十分だろう。36万円超という価格に見合う価値を感じるのは難しいに違いない。







