欧米では白胡麻以外の胡麻を料理に使いませんし、「摺りごま」が売られているのは日本だけということをご存知でしたか?

 アフリカ原産の胡麻は、古代エジプトで栽培されており、その時からすでに身体に良い食品だということが知られていました。

 干ばつに強く、乾燥させた胡麻は保存性が高く、ミイラの加工にも胡麻油が使われるほどでした。

利休が好んで茶菓子に使った「胡麻」は<br />究極のアンチエイジング食材利休焼き(田楽風)
【材料】白身魚…2切/赤味噌…大さじ2/酒…大さじ1/砂糖…小さじ1/みりん…大さじ1/胡麻…大さじ2
【作り方】①白身魚に軽く塩を振り、5分程度置いてから水気を拭き取り、オーブンで7分焼きにする。②胡麻を炒り、赤味噌、酒、砂糖をよく練り合わせ、1に塗って弱火で味噌が焦げない程度に焼く。

 中国を経て日本に渡来したのは、縄文時代だと言われています。

 奈良時代には栽培が始まっており、胡麻油の製造も行われていました。

 平安時代に書かれた『延喜式』には、貴族や僧侶が好んで食べた胡麻菓子や、胡麻の薬用利用についても記載があります。