ハイブリッド・フレームとは

右側に「顧客価値」の軸を、左側に「利益」の軸を置き、それぞれにWho-What-Howの質問を投げかけていく。

 右側の「顧客価値」の軸では、どんな用事を持つ顧客に(右上)、どんなソリューションを提供し(右中)、どんな点で代替案と異なるのか(右下)を質問します。

 そして、左側の「利益」の軸では、そのビジネスを誰から儲けて(左上)、何で儲けて(左中)、どのような時間軸で儲けるのか(左下)を質問します。

 要は全部で6つの質問に答えるだけで、どんな事業でもその定義が明確になるのです。

 同時に、ハイブリッド・フレームは、商品の売買時以外でどんな課金ポイント(課金できる地点)があるのか、どこで課金の差別化を図ればいいのかが見えるのも特徴です。

 このハイブリッド・フレームで「顧客価値」と「利益」を想定したあと、最後に、それをどうやって実現していくかの「プロセス」を考えます。

 これでビジネスモデルの構造は、一通り完成します。