速攻でプレゼン上手の仲間入り!
「達人たちの最強プレゼン術」

(1)プレゼンでは
「資料読むだけ星人」にならない!

 まずプレゼンでは、「資料の方を向かない」、そして「資料を読まない」のは大前提だということを、頭に叩き込んでもらいたい。日本のビジネスパーソンに多い「資料読むだけ星人」。これは著者が勝手に命名してみたのだが、読んで字のごとく、資料を順に読んでプレゼンを進行させ、その場にいる者全てを睡魔に襲わせる、世にも恐ろしい手法だ。

 思い出してほしい。学生時代にいた「教科書読むだけ星人」の先生の授業を。目の前にあるものを読み聞かされるだけの作業が、どれだけつまらなく刺激がないか、自身の経験から実感しているはずだ。

「教科書読むだけ星人」の教師の授業を思い出せ!プレゼンは睡魔と戦う時間ではない!

 では、読まずにどう内容を伝えるか。資料の内容を読まなくてよいくらい、徹底的に覚えてしまうのだ。もし聴衆が外国人なら、彼らは棒読みを嫌うので、なおさらスムーズに話せるようになるまで、覚え込むほど練習しなくてはならないだろう。

 ちなみに、「資料を読まない」ことには例外がある。最後のおさらいでのみ、確認作業として「資料を読む」必要があるのだ。

 自分でちゃんと話したつもりでも伝わっていない場合もあるので、最後には聞き手に必ず視覚と聴覚から確認させる。誰の目にも間違いなく焼き付けるためにも確認が必要な事項は、資料のフォントも大きめにしておこう。

(2)子どものプレゼンに負けるな!
人前で話す基礎力をアップ

 欧米人やシンガポール人たちのプレゼン経験や知識は、日本人に比べて圧倒的に多い。海外では、「聞き手を惹きつける話し方」はビジネスパーソンの必須技術なので、学生時代も社会人になってからもプレゼン経験やスピーチの手法を学ぶ機会が多く、外国人は皆それなりのレベルでプレゼンをこなすことができる。