ANA・JAL 黒字回復後の修羅

日系航空の2強であるANAホールディングスと日本航空(JAL)は2023年3月期、いずれも3年ぶりの黒字回復を見込む。コロナ禍が落ち着き、赤字地獄から脱しても、それで安泰なわけではない。過去を振り返れば需要激減の局面は何度も訪れており、また起こる。世界では景気後退が迫っている。当面を生き永らえる対症療法の後は、傷ついた財務を抱えながら、事業も人事も組織も根本治療を要する。航空会社における黒字回復後の修羅道に迫る。

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