尖閣問題などで迷走を続ける政治、止まらぬ円高やデフレで景気腰折れ懸念が募る経済など、日本にとって2010年はまさに「試練の年」だった。2011年は、日本にとってこれまでの課題を克服しながら飛躍を目指すための重要なターニングポイントとなる。果たして、「ニッポンの行方」は吉となるか、それとも凶となるか? 各分野の識者が鋭く分析する。