今後20年以内に、築40年以上の高経年マンションは460万戸以上を数えるといわれる。住民の高齢化が同時進行で進む中、永続的な「管理」の在り方が真剣に問われるようになった。長期修繕計画、修繕積立金、理事会の運営……。マンションの資産価値を守るための最適な管理、再生の手法を求め試行錯誤する管理組合の歩み、理事経験者らの経験から発せられる課題解決のためのアイデアをリポートする。