苦しみに満ちた人生をどう受け入れ、どう生き抜くか。出世や富では満たされない心の空虚に向き合い「偽りの幸福」を手放すことで「真の幸福」を見出すための考え方をショーペンハウアーの哲学から学ぶ。韓国では60万部を超えるベストセラーとなり「ショーペンハウアーブーム」の火付け役となった書籍をもとに紹介。
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求めない練習 絶望の哲学者ショーペンハウアーの幸福論
人間が経験する苦痛のほとんどは、現実そのものからではなく、想像力、過去の回想、未来への予測という知的な活動から生まれる。

自分が持っているものの価値を、時間の経過とともに忘れてしまうのが、人間の性質だ。

よい人生を生きようとする欲求は、惰性と慣性に陥れば不幸の原因になる。

私たちにできる唯一のことは、自分の個性を最大限に有利に活用し、人格に合った仕事に努力を傾けることだ。

死ぬよりは生きた方がいいという漠然とした信念で、毎日を耐えながら生きていくのだ。

人はそれぞれ能力や好みが違うので、各々の状況に応じて人生の楽しみを探すべきだ。

人生はまだ長いのに、先に待つ未来への期待よりも、これからもこれまでと同じことの繰り返しだと思って落胆する。

どうせこの世に生まれてきたならば、それを恨み嘆くよりも、意味のある人生を生きよう

人間関係には「丁重さと礼儀」を持って、少々冷めた距離を保つことが必須だ

【哲学】大きな楽しみはあまり感じない一方、小さな苦痛は常に意識され、長く記憶に残る。

幸福の度合いは、若さや外見、富、名誉などではなく、明朗さによってわかるものだ。

楽しく暮らしているときは何も考えないが、何か問題が起きて初めて、「昔に戻りたい」と願うようになる。

【哲学】会話の際、たとえ好意からであっても、相手の誤りを指摘することは絶対に控えるべきだ。

100年生きたとしても、誰もが深い知恵を備えることはできないのだ。

外部から手に入れることができない、元来持っているものが、人間の幸福にとって最も大切なのだ。

ある人が幸福かどうかを評価する基準は、成功でも、富でも、成果でも、出世でもなく、精神的・肉体的に味わう苦痛の程度である。

【哲学】最も重要なのは、生存を可能とする健康だ。

【哲学】心の平和と幸福は、自分の孤独のなかでのみ生まれる。

【哲学】知能が高いほど、社会性に欠ける場合が多く、人間関係に興味を持てず、自分の関心事に没頭する人が多い

社会生活において苦手な人と一緒に過ごすこともあるだろうが、言動に注意し、寛容であれ
