
米中の「新冷戦」が米ソ冷戦とは本質的に異なる理由
田岡俊次
米中「新冷戦」がいわれるが、軍事対立を続けた米ソ冷戦とは本質的に違う。米中は経済的に互いに結びついている。貿易戦争を仕掛けた米国は物価値上…
2018.11.8
中国を始めとする新興国の台頭によって、世界の軍事・安全保障の枠組みは不安定な時期に入っている。日本を代表する軍事ジャーナリストの田岡氏が、独自の視点で、世に流布されている軍事・安全保障の常識を覆す。さらに、ビジネスにも役立つ戦略的思考法にも言及する。
田岡俊次
米中「新冷戦」がいわれるが、軍事対立を続けた米ソ冷戦とは本質的に違う。米中は経済的に互いに結びついている。貿易戦争を仕掛けた米国は物価値上…
2018.11.8
田岡俊次
米軍横田基地に正式配備されたオスプレイは、敵地に潜入し要人殺害などをする特殊部隊で使われる可能性が高い。米朝対立が再燃すれば「斬首作戦」で…
2018.10.11
田岡俊次
日本が装備品などを米国企業から購入する米国の有償軍事援助が安倍政権の7年間で5倍に増えた。その来年度予算要求の目玉は、イージス・アショアだ…
2018.9.13
田岡俊次
米国から購入を決めた「イージス・アショア」の配備費用は当初から3倍近くに膨れ上がったが、防衛力強化につながるのか、費用対効果は疑問だ。イー…
2018.8.9
田岡俊次
北朝鮮の核に対するCVID(完全で検証可能、不可逆的な非核化)は実現不可能な目標だ。トランプ大統領の思惑ももっと現実的なところにある。核や…
2018.7.12
田岡俊次
米朝首脳会談は焦点の「非核化」で時期や‘「検証可能」や「不可逆的」なものにする具体策を曖昧にしたまま、日米が「無意味だ」としていた「対話の…
2018.6.15
田岡俊次
北朝鮮の「非核化」を話し合う米朝首脳会談が開かれるが、「完全で検証可能、不可逆的な非核化」の実現は難しい目標だ。「強硬論」に乗って性急に求…
2018.5.10
田岡俊次
中国に対抗するとして尖閣諸島などの防衛にあたる「水陸機動団」創設や「小型空母」保有が検討されているが、実戦となればそれほど役に立ちそうにな…
2018.4.12
田岡俊次
米朝首脳会談開催は自然の流れだ。北朝鮮は米国の攻撃を避けたいし、米国も北の核ミサイルから米本土の安全を守るのが最優先だからだ。日本は「米朝…
2018.3.15
田岡俊次
米国の「核態勢見直し」は、小型化した「使いやすい核兵器」を開発し北朝鮮や中露の脅威に対応する狙いと同時に、同盟国を守るという名目で日本や韓…
2018.2.8
田岡俊次
世論調査で対北への米軍の軍事行動を「支持する」層が日本で予想以上に多い。日本が被害を受けることには思いも及ばす「米軍が北を懲らしめてくれる…
2018.1.18
田岡俊次
米国の対北朝鮮軍事行動は米軍中枢部の反対で控えられているが、エルサレムをイスラエルの首都と突如認め世界から批判を受けたように、トランプ大統…
2017.12.14
田岡俊次
対北朝鮮問題でトランプ大統領がアジアを歴訪、時をあわせて米韓軍が合同演習を展開するなかで、これまでなら、それに挑むようにミサイル発射などで…
2017.11.16
田岡俊次
米国が打ち出した北朝鮮取引企業などの対外資産凍結は、ミサイル開発をやめさせる効果を期待できないだけでなく、国際法上疑義がある。先例となれば…
2017.10.19
田岡俊次
日本上空を越えたICBMの発射に続いて、「水爆製造成功」は、北朝鮮の「核保有国」化が現実になりつつあることを示す。日本の監視システムやミサ…
2017.9.7
田岡俊次
米国に向けてミサイル実験を続ける北朝鮮に対し、トランプ大統領が「戦争は現地で起きる」などと発言したと伝えられている。北を攻撃しても米国は被…
2017.8.10
田岡俊次
米軍の乗組員7人が死亡した米イージス駆逐艦とコンテナ船の衝突から一か月が経っても、事故の真相究明が進んでいない。軍艦の場合、他国の司法や行…
2017.7.20
田岡俊次
北朝鮮のミサイル発射実験が続くが、米国は朝鮮半島沖に出動させた空母を引きあげ、平時の体制に戻しつつある。一方、対北朝鮮で連携を深めていたは…
2017.6.15
田岡俊次
朝鮮半島情勢が緊迫する中で政府は、北朝鮮のミサイル発射に備え、住民避難訓練の実施を自治体に求めたが、避難の警報を出す全国瞬時警報システム(…
2017.5.11
田岡俊次
核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に対し、トランプ米大統領が「独自の行動」を示唆し、周辺海域に米空母を向かわせた。だがもはや北朝鮮を軍事力…
2017.4.17
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