商船三井
1884(明治17)年、関西・瀬戸内の船主が大同合併して創立した「大阪商船」と、1942年「三井物産」船舶部が分離し設立された「三井船舶」が1964年に合併し、「大阪商船三井船舶」が発足。日本の貿易の急速な発展や海上輸送形態と積み荷の多様化に対応し、事業の拡大と多角化に努めた。「大阪商船三井船舶」は、1999年不定期船・油送船分野で優れた競争力を有していた「ナビックスライン」と合併し、同時に社名を現在の商号「商船三井」とした。
関連ニュース
#9
JR3社が最高益回復?海運はバブル崩壊をしのげるか?コロナで揺れた運輸業界の「5年後」
ダイヤモンド編集部,篭島裕亮
コロナ禍でわが世の春を謳歌した海運、巨額赤字に転落した鉄道や空運。明暗分かれた運輸セクターだが、今後5年間を考えると海運大手3社はバブル崩壊後の軟着陸、鉄道JR3社は最高益への挑戦がテーマとなる。隠れた重要テーマであるトラックドライバー不足を追い風とする意外な中堅企業も紹介する。

予告
「5年後の業界地図」は円安・インフレで大激変!13業種の株価&給料&再編を徹底分析【2022年版】
ダイヤモンド編集部
特集『円安・金利高・インフレで明暗くっきり! 株価・給料・再編 5年後の業界地図』では、注目13業種の先行きを大分析。業界内序列や格差の行方を展望するとともに、気になる年収の比較や成長株ランキング、「テンバガー企業」の経営者インタビューなどを併せてお届けする。

#8
商船三井は「ロシアが戦争中」でも北極圏LNG運搬ビジネスを継続できるか
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
ロシア北極圏で採掘された天然ガスを、砕氷船などを用いて欧州やアジアに運搬する事業に、日本の海運大手である商船三井が参画している。ロシアのウクライナ侵攻で日米欧が結束して経済制裁を科す中、果たして継続できるのか。

#8
川崎汽船社長に問う、切り出したはずのコンテナ船事業に利益を依存する異常事態からの脱却策
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
業界3位、業績低迷で長く配当ゼロが続いた川崎汽船が、ようやく回復した。とはいえ経常利益の95%を外部に切り出したコンテナ船事業に依存しており、今後は本業のばら積み船事業などの強化が不可欠となる。明珍幸一社長にインタビューし、環境投資や今後の戦略を聞いた。

#7
商船三井社長に聞くロシア事業のリスク制御、「ウクライナ危機でも防御は最大」の根拠は?
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
ロシア北極圏でのLNG(液化天然ガス)採掘プロジェクトに深く食い込む商船三井。ウクライナ危機で追加の経済制裁リスクが高まる中、事業の継続は可能なのだろうか。「防御は最大」と言い切る橋本剛社長にその根拠を聞いた。

#6
日本郵船社長が物流混乱に「努力の限界を超えた」とお詫び、想定外の最高益の使い道は?
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
日本郵船は2022年3月期、経常利益、最終利益共に過去最高の9300億円を見込む。コンテナ船だけでなく、その他貨物船や航空運送、物流事業も好業績だった。莫大な利益を一体、どのような投資に振り向けるのか。重要な取引先である造船業界の課題や、株主還元のあり方まで、詳しく聞いた。

#5
今治造船が主導する国内造船大再編、「日中韓」バトルロイヤルで逆転なるか
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
かつて世界を席巻した日本の造船業だが、1970年代のオイルショックを機に減退し、今や中国、韓国勢の牙城である。温室効果ガスを巡る世界的な排出抑制の流れを受けて、日本の造船メーカーが逆転の流れを生み出し、復活することは可能なのだろうか?

#4
川崎汽船、万年3位脱却の切り札は「巨大凧」!?劇的な脱炭素シフトで下剋上なるか
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
脱炭素の世界的な潮流は、重油を主な燃料としてきた海運業界を直撃。LNG(液化天然ガス)への切り替えや、アンモニア、水素など未来の代替エネルギーの実用化に向けた開発が急ピッチで進む。ルールチェンジの大波は果たして、業界内の序列を入れ替えることになるだろうか。

#3
商船三井を襲うウクライナ危機、ロシア「北極圏LNG事業」に食い込んだ大博打の勝算
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
ロシア軍がウクライナとの国境付近に集結。戦争前夜の様相を呈する今、商船三井はロシア北極圏でのLNG開発プロジェクトに深く食い込み、新たな砕氷タンカーの建造計画を発表するほど前のめりだ。地政学リスクに晒される同社の乾坤一擲の賭けの成否を検証する。

#2
日本郵船・商船三井・川崎汽船の合弁「日の丸コンテナ船」、世界6位から序列逆転はあるか
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
日本の海運大手3社がコンテナ事業を切り出し、2017年に設立したOcean Network Express(ONE)。新型コロナウイルスの感染拡大による物流の混乱で異例の好業績をたたき出し、3社の最高益を実現した。世界6位の貨物取扱量となったが、これで満足してもよいのだろうか。

#1
日本郵船「純利益9300億円」の衝撃!超絶“海運バブル”のカラクリと賞味期限
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
国内で相次ぐ食品などの値上げは世界的なコンテナ物流の影響を大きく受けたものである。その要因は実は、新型コロナウイルスの感染拡大前から起きていた海運業界の世界的な情勢にもあった。一体いつまで続くのか、詳しく解説する。

予告
海運業界にバブル到来!構造不況から一転、運賃急騰「コロナ最高益」に潜む不安
ダイヤモンド編集部,岡田 悟
長年、バブルとその崩壊による赤字に四苦八苦してきた海運業界。新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な海運需要の急増による大混乱で、運賃が過去にないほどに急騰した結果、日本の海運会社は過去最高益となる見通しだ。業界を覆う異例の活況とリスクに迫る。

「脱炭素」で業績が悪化しそうな企業ランキング【物流・運輸】4位ANA、1位は?
ダイヤモンド編集部
「脱炭素地獄」と呼ぶべきメガトレンドが日本企業を襲っている。少し前までお飾りのように扱われてきた「脱炭素」だが、今や対応できない企業は淘汰されるほどのうねりと化した。そこでダイヤモンド編集部は『「脱炭素」で業績が悪化しそうな企業ランキング』を作成。業界別にご紹介する。今回は「物流・運輸」だ。

#9
ソニー、ソフトバンク、メガバンク、海運…人気株の「買い・売り」材料をアナリストが診断
ダイヤモンド編集部,篭島裕亮
日本では数少ない大型グロース株のソニーグループや、1年で株価が5倍になった海運株など個人投資家の注目度が高い銘柄をセレクト。今後の業績見通しや、株価の位置、リスク要因など強弱材料を解説する。保有継続なのか、今から買っていいのかなどの判断材料にしてほしい。

「脱炭素でTOB」しそうな上場子会社リスト【独自予想全50社】次のENEOS・NIPPOはどこ?
ダイヤモンド編集部,清水理裕
ENEOSホールディングスの脱炭素対応に絡んで、同社の上場子会社であるNIPPOの株式がTOB(株式公開買い付け)で非公開化を迫られることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。では、「次のNIPPO」はどこか?独自作成の「TOBしそうな子会社候補リスト【50社】」で探っていきたい。

#5
倒産危険度ランキング2021【ワースト201~300】絶好調海運3社の危険度「格差」
ダイヤモンド編集部,大矢博之
新型コロナウイルスの感染拡大で多くの企業が打撃を受け、倒産事情も激変した。そこで上場企業3787社の「倒産危険度(Zスコア)」を総点検。リスクの高い493社をあぶり出した。倒産危険度ランキングのワースト201~300位を紹介する。絶好調に転じた海運3社のうち1社がランク入りした。

#7
運輸・倉庫「コロナ不況に弱い」企業ランキング!1・3位は大手海運
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
ダイヤモンド編集部では、コロナ不況「耐久力」ランキングを独自に作成した。経済活動が大幅に縮む「7割経済」下で、脱落する企業と浮上する企業をあぶり出した。運輸・倉庫業界の107社を対象にしたワーストランキングでは、1位と3位に歴史ある大手海運会社が入る厳しい結果になった。

#26
海運業界・倒産危険度ランキング、大手3社が“ダブルパンチ”でランクイン
ダイヤモンド編集部,竹田孝洋
新型コロナウイルスの感染拡大で、甚大な打撃が避けられない13業種について、それぞれ業種別の倒産危険度ランキングを作成した。今回は海運業界を取り上げる。11社が危険水域に入った。

#4
倒産危険度ランキング2020【ワースト101~200】海運のツートップが顔を出す
ダイヤモンド編集部,竹田孝洋
新型コロナウイルスの感染拡大は、実体経済に深刻な爪痕を残している。景気が悪化する中、上場企業3784社の倒産危険度を総点検。リスクの高い473社をあぶり出した。今回は、倒産危険度ランキングのワースト101~200位を紹介する。

第54回
海運大手の商船三井がリーマンショックのトラウマを経て始めた事
ダイヤモンド編集部,柳澤里佳
リーマンショック以降、長引く海運不況でたまった膿を出そうと構造改革を進める海運業界。2018年春、日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手3社はコンテナ船事業を切り離して統合した。これを契機に、商船三井は独自の強みを生かした事業ポートフォリオに転換を図っている。LNG船や海洋事業に集中投資を行いながら、環境・エミッションフリー事業を強化する池田潤一郎社長に話を聞いた。
