週刊ダイヤモンド編集部
第520回
住宅金融支援機構が実施した格付け機関“入札”の有名無実
独占的地位がもたらしかねない利権への疑念を晴らすためなのか、住宅金融支援機構は2月末に初めて、債券格付け機関の選定、いわゆる入札に踏み切った。しかし実際は、現状維持を肯定した、かたちばかりの入札にすぎない。

第9回
米政府の惜しみない支援によって復活を遂げていた世界金融の中心地、ウォール街。しかしオバマ大統領の隠し球、ポール・ボルカーが20年ぶりに表舞台に戻ってきたことで、規制強化という荒波にのみ込まれ、大きな変革を迫られている。

第299回
アジアを舞台に役割分担か?ヤフーとグーグルの呉越同舟
日本最大手のポータルサイトのヤフー(日本法人)は、世界最大手の検索サイトの米グーグルと提携すると発表。ヤフーの井上雅博社長は「将来的にグーグルの検索エンジンを基に、ヤフーの付加価値をつけたほうが成長に寄与すると考えた」と自信を見せた。

第519回
ストレステストは「及第点」もくすぶる欧州財政危機の火種
7月23日、CEBS(欧州銀行監視委員会)は欧州の91の銀行のストレステストの結果を発表。その内容は、最も悪いマクロ経済見通しを前提とした場合、91行中7行が資本不足に陥る、というものだった。

第39回
開発型SPC(特別目的会社)は、簿外で不動産開発を行えるスキームとして長年不動産業界で多用されてきた。だが、早ければ2011年4月に予定される新会計ルールの適用で意味をなさなくなる可能性が出てきた。

第298回
販売倍増の大型トラック業界メーカーが恐れるダブルパンチ
ようやくリーマンショックの傷が癒えつつある国内の自動車販売。輸入車と軽自動車を含む6月の自動車販売は前年比18%増加している。しかし、それを遥かに上回るペースで売れまくっているクルマがある。大型トラックだ。

10/08/07号
あなたの“商品価値”が赤裸々にわかる!恒例の人気特集「給料全比較」をお届け
今週の『週刊ダイヤモンド』では、恒例の人気特集「給料全比較」をお届けします。全上場企業の「給料ランキング」ほか、あなたの商品価値を3分で診断できる「簡易年収診断」など、盛りだくさんの内容です。

第518回
人気博すクーポン販売サイト誰も言わない3つの落とし穴
WEBサイトで割引クーポンを共同購入する新たなサービスが人気を博している。リクルートなど20社以上が相次いで参入するほどの熱狂ぶりだが、思わぬ落とし穴がありそうだ。

第517回
取引高半減で倒産する業者もFXレバレッジ規制の激震
8月1日から、FXにいよいよ“レバレッジ規制”が導入される。各社とも当面、顧客囲い込みのため低スプレッドや広告宣伝の手は緩められない。業界は我慢比べの様相を呈している。

第7回
最終回は心理学や医学の博士号を持ち、『買わせる心理学』など多数の著書を持つ、経営コンサルタントの鈴木丈織氏が登場。目的に合ったチームをフレキシブルに作ることで、効果が上がる「チーム営業」の手法を紹介する。
![確実に力がつく短期実践講座営業力を強化する基本、教えます[6]](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/7/0/360wm/img_701990b11fcf683aa72bdcbb4a530db6116799.jpg)
第516回
病院や外食チェーンも導入 「野菜工場」人気のヒミツ
狭い室内で大量生産でき、農薬もいらない――。「野菜工場」が人気を博している。野菜工場とは、室内に野菜や植物の栽培棚を設置し、主に蛍光灯やLEDの光を使って、まるで工場のように計画的に生産するシステムだ。

第515回
10月からの課税制度の変更で中小企業の駆け込み清算必至!?
今年度の税制改正を受け、10月1日から、会社を清算するときの課税制度が変わる。それまでになかった法人税を支払うことになる。要は、清算時の税負担が増すわけだ。

第119回
閉店した店舗に居抜きで入り、内装から設備、什器までもらい受けて、出店コストを徹底的に抑えるビジネスモデル。餌食にされた企業が井戸に付けたあだ名が「ロードサイドのハイエナ」だ。

第297回
九州最大のホテル運営を受託勢いに乗るヒルトンの勝算
中国や韓国からの観光客が多数訪れる福岡で6月、「ヒルトン福岡シーホーク」がオープンした。近隣アジア諸国に販売拠点を持つヒルトンのネットワークを活用して稼働率アップを狙う。

第96回
菅政権の看板は、「第3の道」──増税による経済成長である。公共事業による「第1の道」、小泉構造改革の「第2の道」とは何が違うか。政府主導の「新成長戦略」は時代錯誤か。最先端を行く経済学者たちが、“カンノミクス”を斬る。

第296回
プラント業界に降ってわいた船舶装置3兆円市場の争奪戦
船舶に搭載する「バラスト水処理装置」の受注をめぐり、各社の競争が熱を帯びてきた。プラント業界に降ってわいた特需となるか。

第95回
歴史的な政権交代からわずか10ヵ月で、有権者が新米与党に厳しい審判を下したのはなぜか。週刊ダイヤモンドの人気連載「政権〈史・私・四〉観」の4人の執筆陣が、日本政治の危機を徹底討論する。

第47回
社長解任劇を経て、セイコーホールディングスは今、必死に生まれ変わろうとしている。4月に社長に就任した創業家の服部真二社長に、今後の針路を聞いた。

第38回
大手電機メーカーが相次いで車載向けリチウムイオン二次電池事業へ参入している。だが、市場の有望性とは裏腹に、車載電池ビジネスの脆さを説く声も業界関係者のあいだでは上がる。

第514回
米金融改革法がついに成立弁護士だけが潤う“宴のあと”
80年ぶりの大改革ともいわれる米金融規制改革法が7月21日、オバマ大統領の署名を経て成立した。だがその効果は不透明なままである。
