真壁昭夫

真壁昭夫

多摩大学特別招聘教授

1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。

第99回
国債発行50兆円で“官の拡大”不安沸騰「バランス感覚」こそ民主党が生き残る道
真壁昭夫
国債を50兆円も発行して、民主党政権は大丈夫だろうか――。多くの国民が不安視していることだろう。マニフェストに逆行する政策は仕方がない側面もあるとはいえ、彼らは「バランス感覚政策」を肝に銘じるべきだ。
国債発行50兆円で“官の拡大”不安沸騰「バランス感覚」こそ民主党が生き残る道
第98回
経済状況は「天国と地獄」の差!先進国を凌駕した新興国が迎える“岐路”
真壁昭夫
世界同時不況を経て、先進国と新興国の間には、天国と地獄ほどの経済格差が出現した。世界経済はもはや「新興国頼み」だ。だが新興諸国は、“共倒れ”という最悪のシナリオを現実にしかねない不安も内包している。
経済状況は「天国と地獄」の差!先進国を凌駕した新興国が迎える“岐路”
第97回
米国主導の世界地図が塗り替わる?EU「連邦国家化」への期待と警鐘
真壁昭夫
今、世界地図が大きく変わろうとしている。欧州が1つの連邦国家=「ユナイテッド・ステーツ・オブ・ヨーロッパ」へと変貌しようとしているからだ。10月初旬に行なわれたアイルランドの国民投票で、EU憲法ともいえるリスボン条約が過半数の賛成を得た。これで、残されたハードルはチェコとポーランドの2ヵ国だけとなった。
米国主導の世界地図が塗り替わる?EU「連邦国家化」への期待と警鐘
第96回
“ドル離れ”は一過性の現象に留まらず!地殻変動の口火を切る「円高ショック」
真壁昭夫
円高ドル安が近年に例がないほど加速している。米国景気の後退不安に藤井財務相の「円高容認発言」が拍車をかけたためだ。だが、これは一過性の現象と言い切れない。中長期的に見ても、ドルの弱含みは続くからだ。
“ドル離れ”は一過性の現象に留まらず!地殻変動の口火を切る「円高ショック」
第95回
“まだら模様”が続く不動産市場本格回復が容易ではない本当の理由
真壁昭夫
地価の下落が続くものの、一部では復活の兆しも見え始めた不動産市場。だが、“まだら模様”の市場が本格回復を始めるまでには、まだ時間がかかる。不動産の本当の価値を決めるのは、「理論値」ではないからだ。
“まだら模様”が続く不動産市場本格回復が容易ではない本当の理由
第94回
リスク度はレッドゾーンに突入?「中国依存症」に陥る日系企業の光と影
真壁昭夫
世界的な大不況を経て、世界最大の成長国に躍り出た中国には、日系企業が殺到している。彼らの多くは、すでに顕著な「中国依存症」に陥っている。しかし中国には、チャンスと同時に想像以上のリスクも転がっている。
リスク度はレッドゾーンに突入?「中国依存症」に陥る日系企業の光と影
第93回
徹底検証!民主党政権発足で“景気暗転”説は本当か
真壁昭夫
民主党政権が発足すると、景気が再び悪化するのではないか――。現在巷には、こんな不安が広まっている。不安の焦点は、「バラ撒き」とも揶揄される景気対策だ。民主党は、本当に景気の「二番底」を招くのだろうか。
徹底検証!民主党政権発足で“景気暗転”説は本当か
第92回
“恐竜化”する日米を尻目に大躍進!財閥力だけではない韓国企業の凄み
真壁昭夫
環境に適応できずに滅んだ恐竜のように、不況下で喘ぐ先進国企業を尻目に、躍進目覚しいのが韓国企業だ。最近までバブル崩壊に悩んでいた彼らは、いったいどんな「突破力」を身につけたのか?
“恐竜化”する日米を尻目に大躍進!財閥力だけではない韓国企業の凄み
第91回
財政赤字国にはデフォルト不安も!「雇用なき景気回復」が孕む真のリスク
真壁昭夫
日本、米国、欧州諸国では、軒並み景気の「早期回復期待」が高まっている。だが、現在の一時的な回復基調は、「雇用なき景気回復」に過ぎない。カネを使って需要を創出しているだけでは、いつか破綻がやって来る。
財政赤字国にはデフォルト不安も!「雇用なき景気回復」が孕む真のリスク
第90回
IT企業の「仁義なき領空侵犯」に見る予想以上に過酷なクラウド時代の到来
真壁昭夫
最近、マイクロソフト、グーグル、ヤフーといった「IT業界の巨人たち」の動きが加速している。クラウド時代の勝者を目指し、なりふり構わずお互いの得意分野に乗り込む「仁義なき戦い」の明と暗を斬る。
IT企業の「仁義なき領空侵犯」に見る予想以上に過酷なクラウド時代の到来
第89回
相次ぐ業績回復はホンモノか?「リストラ特需」に潜むワナ
真壁昭夫
ここに来て、主要企業の業績が軒並み改善傾向に転じており、市場はそれを好感している。だが、手放しで喜んでばかりもいられない。「真の業績回復までには程遠い」と言わざるを得ない多くの不安要因があるからだ。
相次ぐ業績回復はホンモノか?「リストラ特需」に潜むワナ
第88回
急接近する米中に脅威はないか?過去例を見ない「G2体制」の舞台裏
真壁昭夫
7月下旬、米国と中国による「米中戦略・経済対話」が初めて開催された。それは、事実上の「G2会議」の様相を呈していると囁かれている。では、過去に例を見ない米中の急接近は、日本にどのような影響を与えるのか?
急接近する米中に脅威はないか?過去例を見ない「G2体制」の舞台裏
第87回
相次ぐ経営統合は日本を救うか?「大再編時代」到来の“光”と“影”
真壁昭夫
キリンとサントリー、NECエレクトロニクスとルネサス・テクノロジーなど、大企業同士の経営統合が相次いで発表されている。「強い企業」の登場は経済の“光”となるが、その反面、“影”の部分も見過ごせない。
相次ぐ経営統合は日本を救うか?「大再編時代」到来の“光”と“影”
第86回
“停滞”と“回復”の岐路に立つ世界経済ハードルのドミノ倒しなら「二番底到来」か
真壁昭夫
6月の米国雇用統計が低調だったことから、景気回復期待が再び後退し始めた。世界経済を牽引する米国経済の先行きには、倒してはならないいくつものハードルが立ちはだかる。果たして景気の“二番底”は来るのか?
“停滞”と“回復”の岐路に立つ世界経済ハードルのドミノ倒しなら「二番底到来」か
第85回
判断を誤ればベトナム戦争の二の舞に?米国政府を揺るがす“新生GM”の死角
真壁昭夫
経営破綻したGMの優良資産が、政府らが出資する新生GMに譲渡されることが承認された。GMの再建計画は、意外なほどスムーズに進んでいる。だがその裏には、米国政府を揺るがしかねない不安が潜んでいる。
判断を誤ればベトナム戦争の二の舞に?米国政府を揺るがす“新生GM”の死角
第84回
相場変調でも消えぬ楽観論に冷や水か株式市場が“二番底”に襲われる理由
真壁昭夫
一時回復基調に乗ったかに見えた株式市場が、再び様子見を続けている。景気回復への期待が剥落し始めた可能性が高いが、いまだ不安が残る米国において市場関係者があまりにも楽観的なのは、気になるところだ。
相場変調でも消えぬ楽観論に冷や水か株式市場が“二番底”に襲われる理由
第83回
各国は「いつか来た道」を辿るのか?にわかに台頭する“保護主義”への警鐘
真壁昭夫
輸入制限や国内製品の優先購入など、最近、世界でにわかに“保護主義”の気運が高まっている。これは、世界的な経済紛争を招いた1930年代の大恐慌後と同じ現象だ。世界は戦後自由貿易の転換点に立っているのか?
各国は「いつか来た道」を辿るのか?にわかに台頭する“保護主義”への警鐘
第82回
市場回復でも足踏み続けるパワーマネー投機筋が恐れる「波乱シナリオ」の中身
真壁昭夫
最近、株式・商品相場が堅調な動きを続けているが、“盛り上げ役”の投機筋は依然として慎重な投資姿勢を崩さない。現場で関係者の話を聞くと、実は彼らの多くが世界経済の行方をかなり不安視していることがわかった。
市場回復でも足踏み続けるパワーマネー投機筋が恐れる「波乱シナリオ」の中身
第81回
景気回復期待の反動で「ドル急降下」も覇権国アメリカの“終焉”は近いのか?
真壁昭夫
世界的な「景気回復期待」が、株価や商品価格、米国債利回りなどを押し上げ始めた。だが市場には、依然不安要素が多い。今後、期待と現実の間に大きなギャップが生じれば、基軸通貨ドルの信用は足許から崩れ去りかねない。
景気回復期待の反動で「ドル急降下」も覇権国アメリカの“終焉”は近いのか?
第80回
改めて問う!GMのイベントリスク消滅で「世界危機」は本当に去ったのか
真壁昭夫
事前調整によるGMの破綻により、最大のイベントリスクが去ったマーケットは、堅調に動き始めた。だが、これで本当に危機は去ったのか? 実はその裏には、米国の信用力を急落させかなねい難題が山積している。
改めて問う!GMのイベントリスク消滅で「世界危機」は本当に去ったのか
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