真壁昭夫

真壁昭夫

多摩大学特別招聘教授

1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。

第111回
改めてわかった“戒厳令”級の深刻度「オバマショック」で金融は不況業種に?
真壁昭夫
1月下旬にオバマ大統領が突然発表した「金融規制案」は、金融市場を不安に陥れた。ノド元を過ぎたとはいえ、改めて考えると、これは世界の金融市場に「戒厳令」を発したと言えるくらいのインパクトになりそうだ。
改めてわかった“戒厳令”級の深刻度「オバマショック」で金融は不況業種に?
第110回
「折れた日本の翼」は蘇るか?新生JALを待ち受ける“茨の道”に潜むもの
真壁昭夫
日本航空(JAL)の「栄光の翼」がついに折れた。更正会社として再出発する同社に期待をかける向きも少なくないが、現状はとても楽観視できない。日航を待ち受ける「茨の道」には、様々な魔物が潜んでいそうだ。
「折れた日本の翼」は蘇るか?新生JALを待ち受ける“茨の道”に潜むもの
第109回
世界経済の思わぬ潜在リスクに?不況下に響く「局地バブル」の怪しい足音
真壁昭夫
デフォルト騒動が起きたドバイで「世界一ののっぽビル」が完成したことからもわかる通り、特定の市場で説明のつかない「局地バブル」が起きている。不況下の局地バブルは、世界経済を再び奈落に突き落としかねない。
世界経済の思わぬ潜在リスクに?不況下に響く「局地バブル」の怪しい足音
第108回
デフレスパイラル発生は時間の問題!「安売りバブル」で日本経済は沈没する
真壁昭夫
衣料品、食品、家電製品など、あらゆる分野で安売り合戦が激化している。需給ギャップが広がるなかで発生した「安売りバブル」は、デフレスパイラルを招きかねない。発想を転換できない企業は、生き残れないだろう。
デフレスパイラル発生は時間の問題!「安売りバブル」で日本経済は沈没する
第107回
主要国にもデフォルト不安が飛び火?ソブリン・リスクが招く「金融危機第二幕」
真壁昭夫
2010年の幕が開けたが、世界経済の視界は深い霧に遮られている。最近、顕在化し始めたのが、財政悪化に伴う各国のソブリン・リスクだ。ドバイショックどころではない。本当の危機から目を反らしてはいけないのだ。
主要国にもデフォルト不安が飛び火?ソブリン・リスクが招く「金融危機第二幕」
第106回
暗黒に差し込む一筋の光明とは?2010年、日本経済の「浮沈」を占う
真壁昭夫
2010年の日本経済は、予断を許さない状況が続く。経済対策の効果や、新興国向け輸出の伸びなど、希望は確かにある。だが、円高や米国経済の腰折れリスクは依然として大きい。暗黒に差し込む「光明」はあるのか?
暗黒に差し込む一筋の光明とは?2010年、日本経済の「浮沈」を占う
第105回
企業の公募増資ラッシュで「資金繰り恐慌」は起きるのか?
真壁昭夫
企業の増資ラッシュが続くなか、増資に失敗して金融機関になだれ込む企業が急増している。ダイリューション懸念どころではない。「経営力の充実」を念頭に置かない増資は、「資金繰り恐慌」さえ招きかねない。
企業の公募増資ラッシュで「資金繰り恐慌」は起きるのか?
第104回
ドバイショック後の“小康状態”は続かず?円高を抑制できない為替メカニズムの現実
真壁昭夫
ドバイショックに襲われた後の為替市場では小康状態が続いており、「ドル安・円急上昇」の動きはやや後退している。だが、油断は禁物だ。現在の為替市場には、円高を抑制できないメカニズムが働いているからだ。
ドバイショック後の“小康状態”は続かず?円高を抑制できない為替メカニズムの現実
第103回
財務省主導の劇場型パフォーマンス?成長戦略なき“事業仕分け”の本当の効果
真壁昭夫
政府与党が行なった「事業仕分け」の実況中継が、多くの国民の関心を集めた。だがその実態は、財務省主導の「劇場型パフォーマンス」に過ぎない。民主党に求められているのは、もっと根本的な経済対策ではないか。
財務省主導の劇場型パフォーマンス?成長戦略なき“事業仕分け”の本当の効果
第102回
ドル安と金高騰のスパイラルが到来「資源大高騰時代」到来説は本当か?
真壁昭夫
金価格の上昇が止まらず、史上最高値圏で推移している。この動きは、原油・非鉄金属などの資源全般に広がる可能性もある。今後米ドル安が続き、「資源大高騰時代」が到来すれば、日本が受ける影響は計り知れない。
ドル安と金高騰のスパイラルが到来「資源大高騰時代」到来説は本当か?
第101回
バブル崩壊を新たなバブルで埋める米国流「バブル・リレー」復活の危うさ
真壁昭夫
「二番底不安」もどこへやら、失業率が高止まりして出口政策のメドも立たない米国で、景気の先行きを楽観視する市場関係者が増えている。バブルをもってバブルを制する危うい「バブル・リレー」が復活し始めたのか。
バブル崩壊を新たなバブルで埋める米国流「バブル・リレー」復活の危うさ
第100回
見直し案の紛糾で論点が雲散霧消誰も語らない郵政民営化の“費用対効果”
真壁昭夫
民主党政権による郵政民営化の見直し案が、物議を醸している。紛糾した挙句、本来論じるべき“費用対効果”の議論が置き去りにされている。本来、郵政民営化にはどんな意味があったのか? その是非を改めて問う。
見直し案の紛糾で論点が雲散霧消誰も語らない郵政民営化の“費用対効果”
第99回
国債発行50兆円で“官の拡大”不安沸騰「バランス感覚」こそ民主党が生き残る道
真壁昭夫
国債を50兆円も発行して、民主党政権は大丈夫だろうか――。多くの国民が不安視していることだろう。マニフェストに逆行する政策は仕方がない側面もあるとはいえ、彼らは「バランス感覚政策」を肝に銘じるべきだ。
国債発行50兆円で“官の拡大”不安沸騰「バランス感覚」こそ民主党が生き残る道
第98回
経済状況は「天国と地獄」の差!先進国を凌駕した新興国が迎える“岐路”
真壁昭夫
世界同時不況を経て、先進国と新興国の間には、天国と地獄ほどの経済格差が出現した。世界経済はもはや「新興国頼み」だ。だが新興諸国は、“共倒れ”という最悪のシナリオを現実にしかねない不安も内包している。
経済状況は「天国と地獄」の差!先進国を凌駕した新興国が迎える“岐路”
第97回
米国主導の世界地図が塗り替わる?EU「連邦国家化」への期待と警鐘
真壁昭夫
今、世界地図が大きく変わろうとしている。欧州が1つの連邦国家=「ユナイテッド・ステーツ・オブ・ヨーロッパ」へと変貌しようとしているからだ。10月初旬に行なわれたアイルランドの国民投票で、EU憲法ともいえるリスボン条約が過半数の賛成を得た。これで、残されたハードルはチェコとポーランドの2ヵ国だけとなった。
米国主導の世界地図が塗り替わる?EU「連邦国家化」への期待と警鐘
第96回
“ドル離れ”は一過性の現象に留まらず!地殻変動の口火を切る「円高ショック」
真壁昭夫
円高ドル安が近年に例がないほど加速している。米国景気の後退不安に藤井財務相の「円高容認発言」が拍車をかけたためだ。だが、これは一過性の現象と言い切れない。中長期的に見ても、ドルの弱含みは続くからだ。
“ドル離れ”は一過性の現象に留まらず!地殻変動の口火を切る「円高ショック」
第95回
“まだら模様”が続く不動産市場本格回復が容易ではない本当の理由
真壁昭夫
地価の下落が続くものの、一部では復活の兆しも見え始めた不動産市場。だが、“まだら模様”の市場が本格回復を始めるまでには、まだ時間がかかる。不動産の本当の価値を決めるのは、「理論値」ではないからだ。
“まだら模様”が続く不動産市場本格回復が容易ではない本当の理由
第94回
リスク度はレッドゾーンに突入?「中国依存症」に陥る日系企業の光と影
真壁昭夫
世界的な大不況を経て、世界最大の成長国に躍り出た中国には、日系企業が殺到している。彼らの多くは、すでに顕著な「中国依存症」に陥っている。しかし中国には、チャンスと同時に想像以上のリスクも転がっている。
リスク度はレッドゾーンに突入?「中国依存症」に陥る日系企業の光と影
第93回
徹底検証!民主党政権発足で“景気暗転”説は本当か
真壁昭夫
民主党政権が発足すると、景気が再び悪化するのではないか――。現在巷には、こんな不安が広まっている。不安の焦点は、「バラ撒き」とも揶揄される景気対策だ。民主党は、本当に景気の「二番底」を招くのだろうか。
徹底検証!民主党政権発足で“景気暗転”説は本当か
第92回
“恐竜化”する日米を尻目に大躍進!財閥力だけではない韓国企業の凄み
真壁昭夫
環境に適応できずに滅んだ恐竜のように、不況下で喘ぐ先進国企業を尻目に、躍進目覚しいのが韓国企業だ。最近までバブル崩壊に悩んでいた彼らは、いったいどんな「突破力」を身につけたのか?
“恐竜化”する日米を尻目に大躍進!財閥力だけではない韓国企業の凄み
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