早川幸子

フリーライター

1968年、千葉県生まれ、茨城県在住。フリーランスライターとして、新聞や週刊誌、医療専門誌などに、医療費や年金、家計費の節約など、身の回りのお金をテーマにした記事を寄稿。本コラムのほか、医薬経済社「医薬経済ONLINE」に連載中。著書に読むだけで200万円節約できる!医療費と医療保険&介護保険のトクする裏ワザ30」(ダイヤモンド社)など。ライター業のかたわら、庭で野菜作りも行う「半農半ライター」として、農的な暮らしを実践中。

 

第159回
「健康保険」の今さら聞けない基礎知識、新社会人必見!
早川幸子
間もなく新年度が始まる。今年も多くの新社会人が誕生し、さまざまな職場で活躍することになるだろう。就職すると、仕事のスキルやビジネスマナーが必要になるが、同時に自分の身を守るために、そして社会人の教養のひとつとして身につけてほしいのが、健康保険や厚生年金保険などの社会保険についての基礎知識だ。
「健康保険」の今さら聞けない基礎知識、新社会人必見!
第158回
「国民皆保険」の陰の立役者は名もなき「Dr.コトー」たちだった
早川幸子
日本で国民皆保険が実質的に実現したのは、法的な実現から遅れること13年後の1974年(昭和49年)4月だった。その陰の立役者が「国民健康保険直営診療施設」、略して「国保直診」だ。今回は、国保直診の設立の経緯を追ってみたい。
「国民皆保険」の陰の立役者は名もなき「Dr.コトー」たちだった
第157回
確定申告、今回から医療費控除の手続きが簡単に!
早川幸子
2月15日から確定申告の受け付けがスタートしたが、今年から「医療費控除」の手続きが簡略化され、提出書類作りの手間が省けて以前より申告しやすくなった。どのように改正されたのか、変更点を確認してみよう。
確定申告、今回から医療費控除の手続きが簡単に!
第156回
国民皆保険、「昭和36年に実現」は嘘だった!
早川幸子
1961年(昭和36年)4月1日。法的には、この日をもって日本は「国民皆保険」を実現したことになっている。だが、「いつでも、どこでも、だれでも」という基本理念を実現するには、保険制度を作って国民全員を加入させれば、「ハイ!皆保険のできあがり」というわけにはいかない。
国民皆保険、「昭和36年に実現」は嘘だった!
第155回
国民健康保険が今年、市区町村から都道府県に移管される理由
早川幸子
今年4月、国民健康保険を都道府県に移管する発足以来の大改革が行われるが、そもそもなぜ国保は市区町村で運営されてきたのだろうか。国保の運営主体が市区町村になった理由を探り、今に生かす知恵を過去から学ぶ。
国民健康保険が今年、市区町村から都道府県に移管される理由
第154回
非正規雇用と無職で8割を占める国民健康保険、制度存続の正念場へ
早川幸子
医療・介護の世界で「惑星直列」と呼ばれる2018年がスタートした。今年は、診療報酬と介護報酬の同時改定のほか、新しい医療計画や介護保険事業計画のスタートが重なっている。このように重要施策を見直すタイミングが揃うことは、めったにあることではない。
非正規雇用と無職で8割を占める国民健康保険、制度存続の正念場へ
第153回
「紹介状なき大病院受診で特別料金」来年から対象病院1.5倍に拡大
早川幸子
2016年度の医療費の改定で、紹介状なしで大病院を受診した患者から特別料金を徴収することが義務づけられた。これは医療機関の機能分化を進めるために導入された制度だが、来年4月から特別料金徴収の対象となる大病院が拡大されそうなのだ。
「紹介状なき大病院受診で特別料金」来年から対象病院1.5倍に拡大
第152回
配偶者控除150万円まで拡大でも「130万円の壁」は変わらない
早川幸子
12月、パート主婦を多く抱える職場では、人員確保に頭を悩ませている人事担当者もいるのではないだろうか。毎年この時期になると、パートで働く女性たちは、税金や社会保険料の「壁」を超えないように働き方を調整し始めるからだ。
配偶者控除150万円まで拡大でも「130万円の壁」は変わらない
第151回
「ジェネリックは貧乏人向け」厚労省のその感覚が普及を妨げる
早川幸子
厚労省の審議会で審議されている「ジェネリック医薬品」。普及させるため、先発品との差額負担が検討されている。これには反対の声が多く実現可能性は低いが、気になるのは「貧乏人はジェネリックを使え」という考え方がいまだにまん延していることだ。
「ジェネリックは貧乏人向け」厚労省のその感覚が普及を妨げる
第150回
「紹介状なき大病院受診は5000円上乗せ」で過剰な受診は抑制できたか
早川幸子
医療機関の機能分化を進めるため、来年度の医療費改定で「かかりつけ医以外の受診に対する定額負担」が議題の一つになっている。だがその前に、2016年度改定で導入された「紹介状なしで大病院にかかった場合の定額負担の義務化」は効果を上げているのか。
「紹介状なき大病院受診は5000円上乗せ」で過剰な受診は抑制できたか
第149回
ヒルドイドの違法な美容目的使用は推計「年間93億円」
早川幸子
健康保険法や国民健康保険法では、医療給付の対象を病気、ケガ、出産、死亡と限定しており、美容目的で健康保険を使うことはできない。ところが、本コラムの第147回でも紹介したように、「ヒルドイド(成分名:ヘパリン類似物質)」という外用薬の美容目的使用が急増し問題になっている。
ヒルドイドの違法な美容目的使用は推計「年間93億円」
第148回
薬局で「処方薬の薬代」を節約する5つの工夫
早川幸子
多くの人が病院や診療所、調剤薬局の窓口では、請求された自己負担分をそのまま支払っているはずだが、薬局での支払いは工夫しだいで節約できるものがけっこうある。薬代を節約するための5つのポイントを紹介しよう。
薬局で「処方薬の薬代」を節約する5つの工夫
第147回
「ヒルドイド」を美容目的で処方してもらうのは違法だ
早川幸子
ここ数年、ある塗り薬を化粧クリーム代わりにするために、美容目的で皮膚科を受診する女性たちが後を絶たないという。問題の薬は、「ヒルドイド」という皮膚に塗る外用薬だ。
「ヒルドイド」を美容目的で処方してもらうのは違法だ
第146回
「病院の薬は市販薬より安く済む」は本当か
早川幸子
病院の薬をもらうには、薬代のほかに、医師の診療や薬剤師の技術料もかかる。健康保険を使えば、かかった費用の一部を支払うだけでいいものの、場合によっては市販薬を購入したほうが医療費が安くなるケースもある。
「病院の薬は市販薬より安く済む」は本当か
第145回
高齢者の医療費、8月から「高額医療費」負担が変わった!
早川幸子
この8月から、70歳以上の人の医療費の負担が見直された。公的年金などの収入が一定額以上ある高齢者は、健康保険の「高額療養費」の自己負担限度額が、段階的に引き上げられることになったのだ。その見直し内容を確認しておこう。
高齢者の医療費、8月から「高額医療費」負担が変わった!
第144回
かかりつけ薬剤師の効果に疑問、薬剤費削減額の2.7倍のコスト発生
早川幸子
大手調剤薬局チェーンの日本調剤が、「『かかりつけ薬剤師』効果で薬剤費年間1億円削減へ」と銘打ったニュースリリースを発表したが、ここで示されているのは、残薬調整による医薬品の削減額のみだ。服薬指導のコストも含めたらどうなるのか、公表された数字をもとに検証してみよう。
かかりつけ薬剤師の効果に疑問、薬剤費削減額の2.7倍のコスト発生
第143回
カナダで入院、3890万円請求も!海外旅行の医療費にどう備えるか
早川幸子
日本国内では、旅先で全額自己負担した医療費は、健康保険に「療養費」の申請をすれば、後日払い戻しが受けられる。では、海外旅行先で現地の病院やクリニックを受診した場合はどうなるのだろうか。
カナダで入院、3890万円請求も!海外旅行の医療費にどう備えるか
第142回
夏休み旅行先で病気!健康保険証がないとどうなるか
早川幸子
もうすぐ子どもたちにとって、待ちに待った夏休みが始まる。海や山でのレジャーを計画している家族も多いと思うが、気をつけたいのが旅先での病気やケガだ。とくに健康保険証を忘れると、少々厄介なことになる。
夏休み旅行先で病気!健康保険証がないとどうなるか
第141回
「お宝保険」の満期を狙う医療保険の勧誘に気をつけろ!
早川幸子
「お宝保険」とは、バブル期に契約した予定利率の高い保険のこと。A子さんのお宝保険も晴れて今年満期を迎え、500万円の満期金が下りる。保険会社は、「この満期金を使って、新たな保険に加入しませんか」と、A子さんに提案してきたが…。
「お宝保険」の満期を狙う医療保険の勧誘に気をつけろ!
病気休職は申請すれば健康保険からお金がもらえると覚えておこう
早川幸子
「病気やケガをして働けなくなったらどうしよう?」そんな不安から、民間の医療保険や就業不能保険に加入している人もいるだろうが、本当に必要か考える必要がある。なぜなら、会社員の健康保険には「傷病手当金」という休業中の所得補償が用意されているからだ。
病気休職は申請すれば健康保険からお金がもらえると覚えておこう
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養