
2017.12.6
定年後を充実させたければ「どのように死にたいか」から逆算する
定年退職後、会社や組織、そして家族のために生きてきた日々をいったん終えると、あとはゴールを意識して自分らしく生きることができる毎日となる。自分は、自分の人生の主人公である。当たり前のようだが、現役時にはなかなか持ちえなかった意識を…
著述家、元神戸松蔭女子学院大学教授
1954年神戸市生まれ。京都大学法学部卒業後、日本生命に入社し、人事・労務関係を中心に、経営企画、支社長等を経験。47歳の時に、「うつ状態」に陥り、会社を長期に休職。50歳から勤務と並行して、「働く意味」「個人と組織」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2007年大阪府立大学大学院経営学研究科でMBAを取得。2015年60歳で定年退職。以後、定年関係の取材を中心に行う。2018年から2022年まで神戸松蔭女子学院大学人間科学部教授(経営学担当)。
著書に、25万部を超えたベストセラー『定年後』(中公新書)をはじめ『定年準備』、『定年後のお金』、『転身力』(以上、中公新書)、『人事部は見ている。』(日経プレミアシリーズ)、『働かないオジサンの給与はなぜ高いのか』(新潮社)、『75歳からの生き方ノート』(小学館)など多数。
2017.12.6
定年退職後、会社や組織、そして家族のために生きてきた日々をいったん終えると、あとはゴールを意識して自分らしく生きることができる毎日となる。自分は、自分の人生の主人公である。当たり前のようだが、現役時にはなかなか持ちえなかった意識を…
2017.11.8
「定年後」の生活は、必ずしも事前に思い描いたようには運ばない。試行錯誤をしながらも、最後に戻るところは、「誰かの役に立つこと」、「自らの家族のところの戻ること」。2本の米国映画を題材に、あるべき定年後を考えてみよう。
2017.10.11
定年後、人はどこで何をするのか。新たな仕事や、これといって趣味を持たない人は、どうやって時間をやり過ごすのか。フィールドワークを通して、定年退職者が多く集う場所がわかった。そして、そこにいる多くの人がみな「一人ぼっち」だった。
2017.9.13
定年後、自由な時間を楽しめる人は幸せである。多くは、自由な時間を持て余し、やるべき何かを模索し始める。では、どのようなかたちで、社会とつながることができるだろうか。
2017.8.30
定年になると生活パターンが変わる。会社という、それまでの主たる居場所がなくなるので、家にいる時間が増えるケースも多い。しかし、会社にいたときと同じような振る舞いを家でするのはかなりまずい。家の中の時間と空間は、すでに妻や家族による…
2017.8.16
定年になると生活パターンが変わる。会社という、それまでの主たる居場所がなくなるので、家にいる時間が増えるケースも多い。しかし、会社にいたときと同じような振る舞いを家でするのはかなりまずい。家の中の時間と空間は、すでに妻や家族が支配…
2017.8.2
現役サラリーマンは、自分で自分の生活と人生の時間を簡単にはコントロールできない。しかし、定年になれば話は別だ。自ら裁量を発揮できる定年後は、好きなことに思う存分、取り組める。60歳から、そんなイキイキした時間を謳歌するには、どうすれ…
2017.7.19
定年退職の直後に感じるのは、「現役時代は、いかに社会と関わりが持てていたか」ということだ。組織から切り離されたときから、人は「名前を呼ばれない」日々を生きることになる。60歳からを「黄金の15年」にするために、このリアリティショックを…
2017.7.5
60歳が定年だとすると、家族の扶養義務からも解放されて、かつ他人の介助も受けずに裁量をもって活動できる75歳位までは案外と長い。それを「黄金の15年」にできるなら人生の後半戦として素晴らしいものになる。では、その15年をどのように生きるか…
2016.11.7
全国の地方議会で相次いでいる政務活動費の不正問題。話題の書『経理部は見ている。』の著者が、適正運営のための改革案を示す。
2016.10.4
2011年に刊行され、ベストセラーになった『人事部は見ている。』。その著者であり、組織と個人の関わりをテーマに執筆を続けてきた作家の楠木新さんが、次に注目したのは経理部である。9月9日に発売された『経理部は見ている。』(日経プレミアシ…
2015.8.5
2016年就活は採用スケジュールが前年までより4ヵ月後ろ倒しになったが、いよいよ8月、選考が解禁された。とはいえすでに多くの企業が、実質的な選考をスタートさせており、8月1日からの選考は、セレモニーのような「内定出し」であるのが一般的だ。…
2015.3.4
2016年新卒採用がスタートした。今年度より3月1日に採用広報活動が解禁となり、8月1日から選考がスタートする新しいスケジュールとなる。新卒一括採用の弊害はかねてから喧伝され、さまざまな批判もあるが、それでも続いているのは採用する企業にと…
2015.2.4
新卒採用の面接官は、どのような姿勢で学生と相対し、人物を見抜くのか。一回の面接プロセスを4つのフェーズに分け、解説する。
2015.1.7
学生は企業のことを驚くほど知らない。筆者の経験によれば、東証1部上場企業のリストのうち、学生が知っていた企業名は、せいぜい10%程度だったという。ここにも企業と学生との間には、すれ違いがあるように見える。では、よい採用のために、企…
2014.12.10
平成28年(2016年)度から、採用スケジュールが変わる。実質的な選考期間が短くなるため、優秀な人材を求める企業は採用手法を多様化させることになるだろう。そのなかで「リクルーター制」の復活もしくは強化を検討している企業が増える見込みだ。…
2014.11.12
自社に合った人材をいかに確保するか。ベストセラーになった「人事部は見ている。」をはじめとする多くの著作を通して会社組織と働く人のありようを分析し、論じてきた著者が、自らの経験に加え、多くの企業へのヒアリングをふまえて新卒採用の方法…
2014.10.15
自社に合った人材をいかに確保するか。ベストセラーになった「人事部は見ている。」をはじめとする多くの著作を通して会社組織と働く人のありようを分析し、論じてきた著者が、自らの経験に加え、多くの企業へのヒアリングをふまえて新卒採用の方法…
2008.5.14
4月後半に私の就職活動は終わりました。「父と娘の就活日誌」を読みながら振り返ると、この数ヶ月間はいろいろなことがあったなぁと感慨深くなります。就職活動中は、嫌になるほど自分と向き合いました。
2008.5.7
娘は金融機関B社に引き続き、倉庫会社D社、エネルギーのC社からも内々定をもらった。昨日までは金融機関B社に決めていたが、2日間迷った末に金融機関B社ではなく、エネルギーC社に決めたようだ。
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