2016.5.26 日本の対中外交姿勢は遣唐使の時代に回帰している 経済的・政治的・軍事的に中国と競争しつつ貿易関係の利益を享受するために、日本の対中国アプローチがトラディショナルな、衝突や不和などを和らげたり無効にするようなアプローチへ回帰している。しかしながら、それは中国が日本を経済・政治・安…
2015.12.23 安保、移民、アベノミクス…日本の言論「二極化」への処方箋 「賛成か、反対か」「イエスか、ノーか」。日本の政治・社会をめぐる言論状況に二極化が目立つ。多様な意見、中道的なものの見方はどこへ行ったのか?スティーブン・ナギ国際基督教大学准教授による論考をお送りする。
2015.9.17 日中韓は不毛な「歴史修正競争」に歯止めを 安倍首相は、北東アジアにおける歴史修正主義の“独占権”までは持っていないようだ。目的は異なるが、中国の習近平主席と安倍首相はともに、過去を利用して東アジアの将来を形成しようと試みる、歴史修正主義の競争を行っている。
2015.7.2 日中韓和解のカギは、互いの「自己評価」を認め合うこと 氷河並みの速度でしか進まない日本・中国・韓国の和解。そのカギとなるのは?――カナダ出身で北東アジアの安全保障を研究テーマとする、スティーブン・ナギ国際基督教大学准教授の見方を紹介する。
2015.5.15 日本は本当に右傾化しているか?カナダ人国際政治学者はこう考える 日本は、日本人は、日本の政治家は、以前よりも“右傾化”しているのだろうか? カナダ出身で北東アジアの安全保障を研究テーマとする、スティーブン・ナギ国際基督教大学准教授の見方を紹介する。