
後藤謙次
内閣支持率の急落を受けて、安倍晋三首相は8月3日、内閣改造を断行した。誕生した「第3次安倍再々改造内閣」は、「安全運転最優先」の印象が強いが、政治コラムニストの後藤謙次氏は、「古賀・菅連合内閣」だと解説する。

第200回
衆議院が11月16日午後、解散され、12月4日公示、16日投開票の日程で選挙戦に突入した。史上最多の政党乱立選挙の様相だが、自民と公明による連立政権の誕生が有力視される。一方、首相の野田佳彦が奇襲で反転攻勢を強め、第三極の動きも予断を許さない。

第135回
第95代内閣総理大臣に野田佳彦が就任した。党内融和を最優先した党執行部人事を断行し、挙党態勢の構築を狙うが、党内では早くも不満が燻り、復興、円高対策、財政再建と難題が山積。内憂外患での船出となる野田政権は、本格政権へと脱皮することができるか。

第116回
9月14日午後3時40分過ぎ、民主党最大の実力者、小沢一郎との激闘を制した首相の菅直人は、小沢と同じ壇上に並び勝利宣言を行った。しかし、菅が声高に叫んだ「挙党態勢」には早くも疑問符が付いている。
