岩本有平
スタートアップの成功を国民的なものに——インキュベイトが250億円「新ファンド」を組成した狙い
2010年5月に1号ファンドを設立以来、一貫して創業初期のスタートアップへの投資を実行してきたVC・インキュベイトファンド。SansanやGameWith、メドレーなどをはじめとしたイグジット実績を出す彼らが、総額250億円の新ファンドを組成した。これからの目標、そして10年のスタートアップコミュニティの変遷を聞いた。

「今はコロナ特需」既存産業と組んで実現するDXの本質・LayerX福島氏
コロナ禍を契機に、これまで以上に注目の集まるDX(デジタルトランスフォーメーション)。そのDX関連の開発を手がけるLayerXが30億円の資金調達を実施した。同社はニュースアプリ「グノシー」で有名なGunosyからMBOしたスタートアップだ。LayerX代表取締役でGunosy共同創業者である福島良典氏に、資金調達の意図、そしてニューノーマルな時代に求められる日本企業のDXについて聞いた。

和歌山発の“立ち乗り電動バイク”、共感集め5日で売り上げ5000万円超に
クラウドファンディングサービス「Makuake」で“応援販売”を開始した和歌山発電動バイクベンチャー・glafitの立ち乗り電動バイクが話題だ。プロジェクト開始から5日で、5000万円以上の売り上げを記録した。既存のモビリティとは一線を画す乗車体験やファンの共感を生んだ広報施策について、代表取締役社長の鳴海禎造氏に聞いた。

「12回の事業転換」世の中の課題見つけられずに SmartHR・宮田昇始社長
資金調達にサービスの立ち上げ、上場や事業売却と、ポジティブな側面が取り上げられがちなスタートアップだが、その実態は、失敗や苦悩の連続だ。この連載では、起業家の生々しい「失敗」、そしてそれを乗り越えた「実体験」を動画とテキストのインタビューで学んでいく。第6回はSmartHR代表取締役社長・CEOの宮田昇始氏の「失敗」について聞いた。

「オンラインデート」の新需要がコロナで露わに、公開1週間で累計1万組利用
アフターコロナで見られるのは、新たな恋愛スタイルかもしれない――。マッチングサービス大手の「Pairs」や「タップル誕生」で、ビデオチャットなどを通じてデートを楽しむ「オンラインデート」の人気が加速している。“直接会ってはいないけど、付き合う”はなぜ若者に受け入れられるのか。そこには、新型コロナウイルスが露わにした「新たな恋愛のスタイル」があった。

#2
グーグルの世界規模での成長の根幹を支えているのが、「OKR」と呼ばれる目標管理術だ。グーグルでChromeの開発にも関わった及川卓也氏へのインタビューを基に、ビジネスマンが明日から使えるOKRの「入門編」をお届けする。

サブスク時代のマーケティングは「囲い込み」が成功のカギ、30億円調達・Reproの挑戦
アプリやウェブサイトの分析・マーケティング向けサービスを提供するスタートアップ・Reproが合計約30億円という大型の資金調達を実施した。世界66カ国、7300以上のサービスに導入されるツールを提供するRepro・平田社長に、変化するマーケティングの環境や、資金の使途について聞いた。

IT・スタートアップの業界を取り巻く環境が大きく変化した2019年。2020年は一体どんな年になるのか。昨日に引き続き、ベンチャーキャピタリスト・エンジェル投資家に聞いたアンケートを公開する。

オリンピックイヤーでもある2020年。テクノロジーを軸にビジネスを生み出すスタートアップを取り巻く環境はどう変わるのか。総勢50人のベンチャーキャピタリスト、エンジェル投資家に実施したアンケートの結果を発表する。

怒りをぶつけることは、相手の怒りしか生まない マネーフォワード・辻庸介社長
資金調達にサービスの立ち上げ、上場や事業売却と、ポジティブな側面が取り上げられがちなスタートアップだが、その実態は、失敗や苦悩の連続だ。この連載では、起業家の生々しい「失敗」、そしてそれを乗り越えた「実体験」を動画とテキストのインタビューで学んでいく。第6回はマネーフォワード代表取締役社長 CEOの辻庸介氏の「失敗」について聞いた。

「なりたいものはなかった。けれど、ネットが好きだった」上場BASE、29歳CEOの原動力
ECサイトを手軽に作成できるサービス「BASE」を提供するBASEが10月25日、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。個人が自ら作ったモノを自らネットで売る――この経済圏を実現するため、6年以上地道に開発を続けた結果、80万店舗が利用するまでのサービスに成長した。創業者で代表取締役CEOの鶴岡裕太氏にこれまでの軌跡を聞いた。

フラットな組織も崩壊、「ビジネスの定説」過信で起きた4つの失敗 LayerX・福島良典社長
資金調達にサービスの立ち上げ、上場や事業売却と、ポジティブな側面が取り上げられがちなスタートアップだが、その実態は、失敗や苦悩の連続だ。この連載では、起業家の生々しい「失敗」、そしてそれを乗り越えた「実体験」を動画とテキストのインタビューで学んでいく。第5回はLayerX代表取締役社長の福島良典氏の「失敗」について聞いた。

Uber Eatsが4年で流通総額8700億円、課題山積でも急成長の内実
フードデリバリーサービスの「Uber Eats」。配達員のトラブルなどの課題も山積だが、4年で売上規模8000億円にまで拡大しているという。Uber Japan執行役員でUber Eats 日本代表の武藤友木子氏がサービスの「核心」を語った。

グーグルが自社開発したスマートフォンの最新版「Pixel 4」を国内で発表した。高品質カメラやジェスチャー機能を備えた高級端末は、はたして日本のユーザーの心をつかむのか。

債務超過を招いた経営陣の「無関心」が最大の失敗 さくらインターネット・田中邦裕社長
チームがよくなるための条件は、相手を肯定することと、相手を批判することの2点だと語るさくらインターネット代表取締役社長の田中邦裕氏。かつて田中氏の会社は、経営陣が肯定も批判もせず“無関心”な状態になった結果、事業が傾き、債務超過に陥ったという。

0.02秒で胃がんの疑い98%検知、現役医師の「内視鏡×AI」スタートアップ
AI(人工知能)と内視鏡を組み合わせて、がんの見落としゼロを目指す――そんなビジョンを掲げる医療スタートアップがある。2017年設立のAIメディカルサービスだ。同社は10月4日、約46億円という大型の資金調達を実施した。AIメディカルサービスの代表を務めるのは、現役医師の多田智裕氏。起業の背景には、消化器科の医師が直面する課題があった。

「本気で理解してもらうには、創業者の熱を伝えるしかない」ツクルバ・村上浩輝社長
起業家の生々しい「失敗」とそこからの学びについて動画とテキストのインタビューで学ぶ本企画。第3回はツクルバ共同創業者で代表取締役CEOの村上浩輝氏の「失敗」について聞いた。

好きが高じて“カレー起業”、キャッシュレス決済アプリ「TOKYO MIX CURRY」の挑戦
もはや日本の国民食と言っても過言ではない「カレー」。そのカレー作りに魅了され、仲間とともに“カレー起業”をしたのがFOODCODE代表取締役の西山亮介氏だ。8月に起業し、都内3店舗のカレー店を展開する同社の武器は、オリジナルなカレーと「キャッシュレス決済アプリ」にあるという。

「金持ちになることだけを考えていた」視座の低さが失敗の原因 Repro・平田祐介社長
華々しいニュースばかりが飛び交うスタートアップだが、実際には成長に至るには数多くの失敗や困難を乗り越えてきている。Repro代表取締役の平田祐介氏は「自身の理念や視座が低い結果、二度の起業に失敗した」と語る。

最大の失敗は「新しい市場に挑戦しなかったこと」ヘイ・佐藤裕介社長
資金調達にサービスの立ち上げ、上場や事業売却と、ポジティブな側面が取り上げられがちなスタートアップだが、その実態は、失敗や苦悩の連続だ。この連載では、起業家の生々しい「失敗」、そしてそれを乗り越えた「実体験」を動画とテキストのインタビューで学んでいく。第1回はヘイ代表取締役の佐藤裕介氏の「失敗」について聞いた。
