岩本有平
お布施の定額化で躍進、明瞭価格の葬儀スタートアップ・よりそうが20億円調達
不明瞭な料金体系やさまざまな慣習が残る葬儀業界に挑戦するスタートアップ・よりそうが総額20億円の資金調達を実施した。今後の展開について、よりそう代表取締役社長の芦沢雅治氏に聞いた。

1日1200件を発送する“ギフト特化EC”が5億円調達、挑戦者は東大発・23歳起業家
1日1200件のギフトを発送することもあるという急成長ECサイト「TANP」。運営元のGraciaは8月28日、グロービス・キャピタル・パートナーズなどのベンチャーキャピタルから総額5億円の資金を調達したことを明らかにした。

「メルペイ」立役者がキャッシュレス低糖質ピザ専門店を出す理由
決済サービス「メルペイ」を手がけるメルペイ元取締役CPOの松本龍祐氏。取締役を退任した彼が次の挑戦に選んだのは、“完全キャッシュレス”な低糖質ピザ専門店だった。その理由とは。

100億円調達のフロムスクラッチがデータ活用にかけた「覚悟」
データマーケティングツール「b→dash」を開発するフロムスクラッチ。同社が海外PEをファンドなどから、総額100億円の大型資金調達を行った。今後の展開について代表取締役の安部泰洋氏に聞いた。

スマートニュースがユニコーン企業入り、米国ではすでにヤフー超え
評価額10億ドル以上の未上場企業を指す“ユニコーン企業”。日本ではプリファードネットワークスやかつてのメルカリなどがその評価を得ているが、ニュースアプリを開発するスマートニュースが新たにその仲間入りを果たした。今後は好調な米国事業をさらに加速させる。

「上場してもまだまだ“しょぼい”」名刺管理サービスSansan社長の大志
6月に上場した名刺管理サービス運営のSansan。上場後初となる決算を終えて、代表取締役社長の寺田親弘氏に話を聞いた。

「ユニコーン」は通過点、SmartHRが61.5億円の大型調達で描く未来
評価額10億ドル超の非上場スタートアップを指す言葉である「ユニコーン企業」。そんなユニコーン企業になることも成長の通過点だと語るのが、労務管理クラウドサービス「SmartHR」を提供する、SmartHRだ。

請求書を24時間で現金化、創業2年で100億円超の申し込みが集まるファクタリングサービス
請求書を買い取り、現金化する「ファクタリング」。これをクラウド上で完結させるスタートアップがOLTAだ。創業2年ですでに100億円超の申し込みがあり、累計30億円の資金を調達しているという。

連続起業家「けんすう」マンガファンの“熱量”伝えるサービスを作る理由
「けんすう」の名で発信を続ける連続起業家・古川健介氏。古川氏が今注力しているのが、マンガファン向けの投稿サービス「アル」だ。

Facebookの新型ヘッドセット普及がカギ、国産VRゲームメーカーの勝算
Facebookが発表した最新型VRヘッドセット「Oculus Quest」。この端末向けに日本の開発会社として初めてゲームをリリースしたgumi子会社のよむネコだ。取締役会長の國光宏尚氏と代表取締役社長の新清士氏に、VRゲームを取り巻く環境について聞いた。

お菓子版ネトフリ「スナックミー」、お客が商品を選べないのに人気を集めるワケ
自然素材から作られたお菓子を毎月届けるサブスクリプションサービス「snaq.me(スナックミー)」がユーザー数を伸ばしている。その原動力になっているのは、これまで100万件以上集めた「お菓子の評価データ」だ。サービスを運営するスナックミー代表の服部慎太郎氏に話を聞いた。

落合陽一氏が38億円集めてスタートアップをやる理由
筑波大学准教授でメディアアーティストとしても活動する落合陽一氏。その落合氏が代表を務めるスタートアップ、ピクシーダストテクノロジーズが約38億円の第三者割当増資を実施した。研究者であった落合氏は、なぜスタートアップの世界に踏み込んだのか。

インキュベイトファンドは、個人でも投資活動をしてきた4人のキャピタリストが集まって立ち上げた独立系ベンチャーキャピタルだ。彼らは創業前の起業家予備軍と対話して経営の伴走者となるのと同時に、投資家の独立支援にも積極的だ。4人の代表パートナーのうち、和田圭祐氏と村田祐介氏に話を聞いた。

サイボウズ、PaaS事業で米国市場「2度目の挑戦」に賭ける覚悟
グループウェアを提供するサイボウズが米国でも再奮闘している。同社は2001年に米国に初進出するも、3年であえなく撤退。しかし2014年に再度、クラウドサービス「kintone」を商材として米国・サンフランシスコに再進出した。生き馬の目を抜く米国西海岸のIT産業の中で、サイボウズの製品とそのカルチャーは受け入れられるのか。 米国法人kintone Corporation社長で、サイボウズ副社長の山田理氏に聞いた。

メルカリへの投資でも知られる独立系ベンチャーキャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズが、最大375億円のベンチャー投資ファンドを組成した。1社最大50億円の資金を提供して、企業価値10億ドル超えのいわゆる「ユニコーン企業」を生み出すことに注力する。GCPの代表パートナーたちに話を聞いた。

「シリコンバレーのように渋谷をITベンチャーの集積地として盛り上げる」と、ネットエイジ(現ユナイテッド)創業者の西川潔氏が1999年に「ビットバレー構想」を打ち出してから20年。これまでに数多くの起業家が誕生し、その一握りがイグジット(起業家や投資家がそれまで投資した資金を回収すること)に成功した。そして成功者たちは、かつて自分たちがそうしてもらったように、次の世代の起業家を支援する側に回っていった。

起業家コミュニティ「千葉道場」の創設者で知られるエンジェル投資家の千葉功太郎さんに、千葉道場の深淵について聞きました。

いま、日本は、第4次ベンチャーブームと呼ばれる活況の中にいます。その背景には、日本で長らく存在感が薄かった個人でベンチャー企業に投資する「エンジェル投資家」の多様化があります。特集のスピンオフとして、連続起業家・エンジェル投資家として知られる家入一真さんにインタビューしました。

世界が注目する“ゲーム実況”、国産アプリ「ミラティブ」の勝算
ゲームをプレイしながら、リアルタイムにその様子を配信する「ゲーム実況」が人気だ。米国や中国でも人気のサービスが生まれているほか、YouTubeでも人気のジャンルとして確立している。この領域に日本から挑戦するミラティブだ。代表の赤川隼一氏に話を聞いた。
