山口 周

(やまぐち しゅう)

1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。
慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『武器になる哲学』(KADOKAWA)、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)、『ビジネスの未来』(プレジデント社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(日経ビジネス人文庫)など。神奈川県葉山町に在住。
 

第18回
世界のエリート養成機関はなぜ「哲学」を教えるのか?
山口 周
日本ではあまり馴染がないが、欧州のエリート養成機関では昔から哲学が必須とされてきた。「自分で考える力」を養うには、ルールやシステムそのものを疑える哲学思考が必要だからだ。では、哲学という「疑いの技術」をどう学べばいいのか?
世界のエリート養成機関はなぜ「哲学」を教えるのか?
第17回
「経済学」を本当にビジネスで使うための学び方
山口 周
経済学を「教養」として学び直すだけでは、真に有効な知的戦闘力にはつながらない。ビジネスパーソンが戦闘力を上げるために学ぶポイントは、「競争ルール」と「モノの価値」のメカニズムを知ることだ。
「経済学」を本当にビジネスで使うための学び方
第16回
なぜ「歴史」を学ぶと未来を予測できるのか?
山口 周
現代社会を生きるビジネスパーソンにとって、歴史は単なる教養を超えて、生き抜くための武器になる。その最大のメリットは「未来を予測する能力が高まる」こと。カギとなるのが「弁証法」だ。
なぜ「歴史」を学ぶと未来を予測できるのか?
第15回
リベラルアーツは「社会人としての教養」、ではない
山口 周
昨今ブームとなっている教養の学び直し。だが、教養=リベラルアーツではない。リベラルアーツとは「自由の技術」のこと。常識として通用している前提や枠組みを「問う」「疑う」ための技術がリベラルアーツの真髄だ。
リベラルアーツは「社会人としての教養」、ではない
第14回
ピカソもエジソンも「多く生み出した」から成功した
山口 周
創造性に関する研究の多くが、アイデアの質はアイデアの量に比例することを指摘している。成功者は、成功したから多く生み出したのではなく、多く生み出したから成功したということだ。では、多くを生み出すためのコツとは何か?
ピカソもエジソンも「多く生み出した」から成功した
第13回
「常識」を疑える人は、どこが違うのか?
山口 周
イノベーションに必須と言われる「常識を疑う」という態度。だが、何でもかんでも疑えばいいということではない。クリティカルに考えられるようになるには、物事を相対化できる知的ストックが必要なのだ。
「常識」を疑える人は、どこが違うのか?
第12回
「知の怪物」ダ・ヴィンチはなぜ膨大なメモを残したのか?
山口 周
問いのないところに学びはない。問いは、わからないから生まれるのではなく、わかっているから生まれる。学ぶことで、わかっている領域の境界線が少しずつ広がるに従って「未知の前線」もまた広がるのだ。
「知の怪物」ダ・ヴィンチはなぜ膨大なメモを残したのか?
第11回
情報氾濫時代に必要なのは、知識より「使いこなす力」
山口 周
もはや「情報の量」は価値ではない。情報そのものより、情報の「処理能力」をいかに高めるかが重要だ。知識より、それを使いこなせる力が今求められている。
情報氾濫時代に必要なのは、知識より「使いこなす力」
第10回
本当の教養者は「豊かな人生」をまっとうする
山口 周
大事なのは「知っている」ことではなく、それを「より良い生」に反映させること。ジョブズの名言「本当のアーティストは出荷する」にならえば、「本当の教養者は豊かな人生をまっとうする」ものだ。
本当の教養者は「豊かな人生」をまっとうする
第9回
チェ・ゲバラが「新しい国」をつくるために選んだ参考書がすごい
山口 周
「広く、深い読書」は幻想である。広く読めば必ず浅くなり、深く読めば必ず狭くなる。あれこれつまみ食いするより、古典・定番を繰り返し読むことで見えてくるものとは何か?
チェ・ゲバラが「新しい国」をつくるために選んだ参考書がすごい
第8回
成功した人はどのようなキャリアを計画し、実行したのか?
山口 周
長期的な目標を決め、その達成のために頑張るのは危険だ。目標から逆算する独学もまた無意味である。なぜなら、キャリアの8割は予想外の出来事で形成されるから。では、後で本当に役立つ学びとは何か?
成功した人はどのようなキャリアを計画し、実行したのか?
第7回
独学する時、まず「自分が今持っているもの」との掛け算を考える
山口 周
知的戦闘力を高めるためには、何を学べばいいのか? ユニークな立ち位置をつかむには、どのように学ぶのが効果的か?
独学する時、まず「自分が今持っているもの」との掛け算を考える
第6回
ショーペンハウエルは、なぜ「本を読むとバカになる」と言ったのか?
山口 周
読書の効用について語る人は多いが、その危険性を指摘する人も少なくない。その真意とは何か? そこには単なる「知る」を超えた、「学ぶ」ことの本質が隠されている。
ショーペンハウエルは、なぜ「本を読むとバカになる」と言ったのか?
第5回
本当に役立つ独学には「この4つ」が必要
山口 周
ビジネスパーソンが闇雲に情報をインプットしても、実際は役に立たない。では、知識を使いこなすには、どのような仕組みでインプット、ストックすればいいのか?
本当に役立つ独学には「この4つ」が必要
第4回
独学には「学ばないこと」を決める戦略が必要だ
山口 周
ビジネスパーソンが独学をするとき、限りある時間を何に投入するかが重要。インプットには、本質的に「人と違う」差別化が求められる。すなわちインプットするものと、しないものを考えることである。
独学には「学ばないこと」を決める戦略が必要だ
第3回
したたかに生き抜く「知的戦闘力」の高め方
山口 周
単なる物知りではこの先、生き残れない。この世界を生き抜くには、限られた時間の中で費用対効果の高い「戦う武器」を手に入れ、上手に使いこなす「武器としての知的生産術」が必要だ。
したたかに生き抜く「知的戦闘力」の高め方
第2回
「独学」できる人しか生き残れない時代になった
山口 周
今ほど「独学」の重要性が増す時代はない。産業モデルが変わりつつある今、自ら学び取る力が、この先最強のスキルとなる。
「独学」できる人しか生き残れない時代になった
第1回
知的戦闘力を上げる「独学術」とは?
山口 周
誰でも簡単に情報にアクセスでき、「知る」ことが時代遅れになる今、私たちは何を、どう学べばいいのか。お飾りの知的武装ではなく、武器になる、しなやかな知性を身につけるには?
知的戦闘力を上げる「独学術」とは?
第3回
イノベーションを生み出す組織とは(下)「ネットワーク」、「寛容さ」、「遊びの存在」
山口 周
イノベーション生み出す組織とは、を探る第2回目。イノベーティブな企業には、6つの特徴があるが、第2回目ではそのうち、「ネットワーク密度の高さ」、「失敗に寛容な文化」、「組織における遊びの存在」について説明する。
イノベーションを生み出す組織とは(下)「ネットワーク」、「寛容さ」、「遊びの存在」
第2回
イノベーションを生み出す組織とは(上)「明確な方向感」「多様性」「風通しの良さ」
山口 周
どのような組織が、イノベーションを生み出す土壌として最適なのだろうか。イノベーティブな企業には、6つの特徴がある。そのうち、今回は「明確な方向感」「人材の多様性」「風通しの良さ」について説明する。
イノベーションを生み出す組織とは(上)「明確な方向感」「多様性」「風通しの良さ」
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