
渡部恒雄
#6
ウクライナとパレスチナでの「二つの戦争」は、ロシアやイスラエルは「トランプ再選」に期待して強硬路線を変えず和平は遠のきそうだ。ウクライナ支援で米欧の連帯が弱まり欧州情勢は流動化、アジアではロシアと連携する中国の軍事力行使のハードルが下がる懸念がある。

渡部恒雄氏「トランプはタダ乗りするお荷物の同盟国が嫌い」もしトラで日本はどうなる?
激動の世界情勢、今後の米国の政治動向などについて語り合った対談の後編。「もしトラ」の場合、トランプ元大統領は「台湾を中国とのディールに使うこと」はありうるのか、日本がとるべき方策はどういうものかにまで話題が広がった。

渡部恒雄氏「トランプの野望は復讐と保身」もしトラで“裏切り者”はどうなるのか?
笹川平和財団上席フェロー(米戦略国際問題研究所〈CSIS〉非常勤研究員)で、米国の外交・安全保障政策の第一人者である渡部恒雄氏と、本連載『組織の病気』著者の秋山進氏が対談。激動の世界情勢、今後の米国の政治動向、「もしトラ」の可能性や、それが起きた時にどのような備えが必要なのかについて語り合った。

コロナ禍で暴走する「米中新冷戦」、日本が果たすべき2つの役割
米中対立は「コロナ以前」よりも深刻さを増している。“新冷戦”ともいわれる米中関係は、今後どうなるのか。米中両国とビジネスを行う日本企業は、どう警戒すべきか。笹川平和財団 安全保障研究グループ 渡部恒雄・上席研究員に話を聞いた。
