森 健二

(もり けんじ)
『ソニー 盛田昭夫』著者
盛田昭夫可能性の海を渡り、 世界をモチベートした日本人
森 健二
盛田昭夫は「自由闊達にして」冒険心あふれる経営者だった。少なくともその心意気を失わないことを自身に課していた。それは、みずからが名付けた「ソニー」という画期的なブランド名を持つ企業を常に未来に向けて架橋するためであり、新たな可能性の海を渡ることが、世界からリスペクトされる日本人の行き方であると、世に訴えたかったからだ。
盛田昭夫可能性の海を渡り、 世界をモチベートした日本人
第4回
津賀改革の核心「見える化」と「衆知」の経営<2>
森 健二
タテ割りを排するための「戦略本社」、組織の巨大化に伴う経営上のデメリットを削減するための「事業部制復活ど、津賀改革の打ち手は着実に成果を上げている。その主たる担い手となるリーダーたちの人選に、津賀流マネジメントの特徴がある。
津賀改革の核心「見える化」と「衆知」の経営<2>
盛田昭夫ならどんな手を打つか②日本の世界企業のあり方を、つくり直す。
森 健二
好評連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」、ついに最終回。いま盛田が存命ならば何をするか。人物像を振り返りつつ、最後の打ち手の仮説を紹介しつつ、未来への指針を探る。(なお、本連載をまとめ、のちに書籍化する予定)。
盛田昭夫ならどんな手を打つか②日本の世界企業のあり方を、つくり直す。
盛田昭夫ならどんな手を打つか①“ソニー3.0”への進化を急ぐ
森 健二
アップルの快進撃に比して、「すべてを持っていたがゆえに作れなかった」ソニー。盛田昭夫が生きていたら、どのような打ち手を考えたか。その仮説を考える。人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
盛田昭夫ならどんな手を打つか①“ソニー3.0”への進化を急ぐ
ソニーはどこで間違えたか③「経営は詐欺まがいの仕事にもなりかねない」
森 健二
創業の原点の地に立っていた御殿山の旧本社工場が重機で取り壊される姿を眺めながら、大賀典雄は「なんでこうなったんだ」とうめくようにつぶやいた。ソニーの遺伝子は、いつどこで途切れたのか。人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
ソニーはどこで間違えたか③「経営は詐欺まがいの仕事にもなりかねない」
ソニーはどこで間違えたか②「革新」という美名のもとに、本質を見失った
森 健二
出井伸之が大賀典雄社長に提言した中期戦略「レポート3部作」。情報・娯楽の流通革命に備え、ネットワークビジネスに着眼したことは間違いではない。問題は、経営そのものにあった。人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
ソニーはどこで間違えたか②「革新」という美名のもとに、本質を見失った
ソニーはどこで間違えたか①反故にされた盛田の想い
森 健二
マイクロソフト、アップル、ピクサー、サムスン……インターネットの大変革の兆しが表れた1990年代。大賀典雄は次の社長として、1995年4月、出井伸之を抜擢した。14人抜きというその人事は、当時センセーショナルな話題となった。だが、盛田昭夫の願いは「次期社長はエンジニアに」だった。人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
ソニーはどこで間違えたか①反故にされた盛田の想い
ソニーはなぜ”スピリットの息吹”を失ったのか
森 健二
かつて世界第一位の評価を得たこともあったソニーのブランド価値は、いつから、何を契機に転落していったのか。元経営陣らの自戒の発言を引き出しつつ、その問題点に迫る。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
ソニーはなぜ”スピリットの息吹”を失ったのか
プレイステーション――一介のエンジニアがなぜ産業をつくれたのか
森 健二
説得力のある「夢」に乗ることは、ソニー・スピリットの実践に他ならない。法務、コンプライアンス、人事、ソフト営業、アーティスト・リレーション……プレイステーションを立ち上げ、大きな産業にしていくプロセスのなかで、久夛良木健がつくづく実感したのは「ソニーがすごい人たちを惹き付けていた」という事実だった。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
プレイステーション――一介のエンジニアがなぜ産業をつくれたのか
“時代の才能”を本気にさせた、ソニー最後のイノベーション
森 健二
イノベーション論の大家クレイトン・クリステンセン教授が「唯一の連続破壊者」と称したソニー。その破壊的成長エンジンは、どこで止まってしまったのか。“最後”のイノベーション、プレイステーションを通して考える。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
“時代の才能”を本気にさせた、ソニー最後のイノベーション
「ボクもがんばるから、キミたちもがんばれ」
森 健二
早朝テニス中に脳内出血で倒れた盛田昭夫は、奇跡的に一命を取りとめ、ハワイの自邸にて死に物狂いのリハビリを始めた。世界中から見舞いと激励が届いたが……。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
「ボクもがんばるから、キミたちもがんばれ」
新たな“公式伝記”に託した想い
森 健二
倒れる前の盛田昭夫には、世界的ベストセラーとなった『MADE IN JAPAN』とは別に、新たな自叙伝的なものを出したいという想いがあった。おそらく、その狙いは2つあったのではないか――。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
新たな“公式伝記”に託した想い
「世界のモリタ」が倒れた日
森 健二
長年の悲願であった経団連会長――まさにそのバトンが受け渡されようとした、その日の朝に、事件は起きた。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
「世界のモリタ」が倒れた日
“メイド・イン・ジャパン”のグローバル・リーダー
森 健二
盛田昭夫は70歳を超えてなお、大前研一でさえ「密かに入手した(その前2カ月間ほどの)スケジュールを見て、気絶しそうになった」と述べるほど多忙を極めていた。そして1993年11月30日、運命の朝を迎える。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
“メイド・イン・ジャパン”のグローバル・リーダー
巨大風車を撃破した「ドン・キホーテ」
森 健二
時代と世界に真正面から向き合い、ハリウッド・メジャーだろうと米財務省・商務省だろうと闘い続けてきた盛田昭夫。ドン・キホーテが挑んだもう一つの大きな課題が、「ユニタリータックス」だった。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
巨大風車を撃破した「ドン・キホーテ」
顔の見える経営者
森 健二
「ダンピングなんて言われるのは、アメリカでちゃんと製造していないからだ」。盛田昭夫は現地生産拠点の設立、そして自らが顔の見える経営者としてつながりを持つことを重視した。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
顔の見える経営者
“理不尽”に率先垂範で立ち向かう
森 健二
世界初のトリニトロン・カラーテレビ<KV-1310>を発売した直後、ソニーを含む日本のテレビメーカー11社に対する米EIAのダンピング提訴を、米財務省が認定した。それは、フェアプレーの精神を自負する盛田昭夫にとって、とうてい看過できない問題だった。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
“理不尽”に率先垂範で立ち向かう
6000人のリスト―盛田流、世界人脈づくり
森 健二
ケネディ、キッシンジャー、ロックフェラー、ドラッカー、カラヤン、マイケル・ジャクソン……盛田昭夫がいまなおグローバル・リーダーとしての輝きを放つ理由の1つに、その人脈の凄さがある。本社のコンピュータに残されていたリストは6000人にのぼっていた。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
6000人のリスト―盛田流、世界人脈づくり
「僕はゴルバチョフになり、終わるか?」
森 健二
強烈な日米貿易戦争に身を置き、しかしアメリカ大衆に味方をつくろうとした盛田昭夫。一方の日本は閉鎖的な権力構造のままだ。世界からの孤立と経済衰退を招くと予見した盛田は、日本の社会構造の変革に壮絶な覚悟で挑もうとしていた。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
「僕はゴルバチョフになり、終わるか?」
ハリウッド“野望の王国”と92年の経営危機
森 健二
ヒットする保証もなしに1本1億ドルもの巨額のコストをかけ、商品を完成させてしまうハリウッド映画。他に類を見ないビジネスであることは確かだ。欲望渦巻く世界で経営者の人選を間違え、ソニーは湯水のごとくカネを吸い取られていく。本誌2012年11月号に開始した人気連載「盛田昭夫 グローバル・リーダーはいかにして生まれたか」(のちに単行本化を予定)。
ハリウッド“野望の王国”と92年の経営危機
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