春日良一

(かすが・りょういち)
五輪アナリスト

1955年生まれ。長野県出身。上智大学哲学科卒。日本体育協会、日本オリンピック委員会を経て、1995年独立。スポーツコンサルティング会社「ゲンキなアトリエ」を設立。同代表。スポーツイベントのプロデュース、アスリートサポートを手掛ける。オリンピック日本代表選手団渉外、JOC国際渉外として、国際オリンピック委員会、国際競技連盟、各国オリンピック委員会、五輪大会組織委員会と渉り合った経験と人脈を礎に、1995年、戦火のサラエボでのスポーツイベントをプロデュースするなど、オリンピズムの実践にチャレンジしている。スポーツ的に考えることで、希望のある社会構築を目指し、1998年から「スポーツ思考」を主筆している。

東京五輪汚職で「商業主義化=悪」の世論に異議あり、元JOC職員が見た真因とは
春日良一
東京2020組織委の高橋治之元理事の逮捕に関する一連のニュースに、世論は「オリンピックの商業主義化」にその原因を求めている。しかしかつて日本オリンピック委員会(JOC)職員として電通とオリンピックビジネスで渡り合った経験がある私には別の風景が見える。根本的な原因は日本スポーツ界の「自律」の脆弱性にあると映るのだ。
東京五輪汚職で「商業主義化=悪」の世論に異議あり、元JOC職員が見た真因とは
北京五輪の「オリンピック休戦」をむげにしたロシア、IOCバッハ会長の葛藤
春日良一
雪の結晶のモチーフに包まれた小さな聖火が静かに消え、第24回オリンピック冬季競技大会が幕を閉じた。有終の美を飾ったように見えるが、最後の問いをクリアしなければならない。果たしてスポーツによるスポーツのためのスポーツの祭典であったかという問いである。
北京五輪の「オリンピック休戦」をむげにしたロシア、IOCバッハ会長の葛藤
東京2020が日本人の記憶に残らない理由、北京に引き継がれた不信感と意義
春日良一
昨夏、東京五輪があったということを忘れている人もいるのではないだろうか。1964年の五輪の頃とは異なり、日本も世界も五輪に向ける目が厳しくなっている。東京2020の意義は本当にあったのか。これからの五輪の行く末を考える。
東京2020が日本人の記憶に残らない理由、北京に引き継がれた不信感と意義
橋本聖子・新会長に送る手紙、元JOC職員・春日良一氏が感じた「決意」
春日良一
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗前会長の辞任を受け、大混乱を経て橋本聖子氏が後任に決まった。オリンピック選手として活躍していた頃の姿も間近で見てきた身として橋本氏への思いをつづった。
橋本聖子・新会長に送る手紙、元JOC職員・春日良一氏が感じた「決意」
森喜朗会長を組織委はなぜ慰留するのか?五輪後を見据えた勢力図とは
春日良一
コロナ禍で東京五輪・パラリンピックが開催できるかできないかの議論が、思考停止状態に陥っていたところ、また新たな難儀が降りかかってきた。森喜朗会長の女性蔑視と取れる発言である。国際社会からこれほど非難されても慰留されるのはなぜなのか。
森喜朗会長を組織委はなぜ慰留するのか?五輪後を見据えた勢力図とは
東京2020はなぜ中止にならないか?五輪生存をかけたIOCの「信念」
春日良一
2020年の東京オリンピックは、史上初の「延期」になった。なぜ「中止」ではないのか。そこには、長い歴史を経て構築されたオリンピックの哲学を守るためのとりでがある。2021年の開催のため、今IOCを中心に起きていることとは何か。
東京2020はなぜ中止にならないか?五輪生存をかけたIOCの「信念」
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