堀江宏樹
【光る君へ】紫式部が職場イジメを乗り切った「バカのふり」作戦、平安貴族はママ友関係ばりにドロドロ?
後世に語り継がれる詩や小説を遺した「文豪」には、世間一般の「ふつう」に馴染めなかった者が少なくない。 しかし「こじらせていた」からこそ、彼・彼女らは文学の才能を開花させることができたと言える。今回は、書籍『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』(ABCアーク)から一部を抜粋して、源氏物語を著した紫式部の知られざる素顔に迫る。大河ドラマ「光る君へ」で注目を集める紫式部が「職場いじめ」を乗り越えられた秘訣とは?

転職14回、引っ越し46回!推理作家・江戸川乱歩の「怪人二十面相もビックリ」な社会不適合ぶり
後世に語り継がれる詩や小説を遺した「文豪」には、世間一般の「ふつう」に馴染めなかった者が少なくない。 しかし「こじらせていた」からこそ、彼・彼女らは文学の才能を開花させることができたと言える。今回は、書籍『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』(ABCアーク)から一部を抜粋して、江戸川乱歩と石川啄木の知られざる素顔に迫る。乱歩はいわゆる「ジョブホッパー」であり、啄木は「遊女から借金したカネで女を買う」ほど荒んだ生活をしていたという――。

医師が本業、作家は片手間!?コナン・ドイルが「名探偵ホームズ」を仕方なく書いたワケ
後世に語り継がれる詩や小説を遺した「文豪」には、世間一般の「ふつう」に馴染めなかった者が少なくない。 しかし「こじらせていた」からこそ、彼・彼女らは文学の才能を開花させることができたと言える。今回は、書籍『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』(ABCアーク)から一部を抜粋して、『シャーロック・ホームズ』シリーズの生みの親であるコナン・ドイルの知られざる素顔に迫る。当時のイギリスでは「探偵小説=二流小説」と見なされており、ドイルも同作品に大した思い入れはなかった可能性も…。

姪っ子を妊娠させて海外逃亡→暴露小説を朝日新聞で発表…「禁断の愛」に溺れた身勝手すぎる文豪とは?
後世に語り継がれる詩や小説を遺した「文豪」には、世間一般の「ふつう」に馴染めなかった者が少なくない。 しかし「こじらせていた」からこそ、彼・彼女らは文学の才能を開花させることができたと言える。今回は、書籍『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』(ABCアーク)から一部を抜粋して、島崎藤村と谷崎潤一郎の知られざる素顔に迫る。恋愛に関する作品を手掛けてきた二人は、実生活でも奔放すぎる恋愛遍歴を重ねていて…。

高身長には課税せよ?夏目漱石159センチ、三島由紀夫163センチ…身長コンプレックスに悩んだ文豪たち
後世に語り継がれる詩や小説を遺した「文豪」には、世間一般の「ふつう」に馴染めなかった者が少なくない。 しかし「こじらせていた」からこそ、彼・彼女らは文学の才能を開花させることができたと言える。今回は、書籍『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』(ABCアーク)から一部を抜粋して、夏目漱石と三島由紀夫の知られざる素顔に迫る。二人が人知れず抱えていた「コンプレックス」とは…?

宮沢賢治は「あえて生涯童貞」を貫いた!?「同僚女性からの求愛」を拒否した意外な過去
後世に語り継がれる詩や小説を遺した「文豪」には、世間一般の「ふつう」に馴染めなかった者が少なくない。 しかし「こじらせていた」からこそ、彼・彼女らは文学の才能を開花させることができたと言える。今回は、書籍『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』(ABCアーク)から一部を抜粋して、宮沢賢治の知られざる素顔に迫る。生涯童貞だったことで知られる賢治だが、実は同僚女性から「想いを寄せられていた」過去があり…。

生前のフレデリック・ショパンのもとには、「ピアノを教えてほしい」という依頼が後を絶たず、毎日多くのレッスンをこなしていた。一方、ショパンのライバルとして知られる音楽家のフランツ・リストも多くの弟子を育てたが、両者の「レッスン料」には大きな違いがあった。堀江宏樹氏の著書『偉人の年収』(イースト・プレス)から、一部抜粋・再編集して解説する。

遺産総額から推定すれば、大音楽家・ベートーヴェンの年収は数千万円以上あったと考えられる。1曲当たりの作曲費用(=作曲報酬)が高かったことが、高給を得た要因だ。また、彼は演奏会の報酬を元手に株式投資を始め、利息・配当金だけで当時の役人の年収に相当する額を手にしていた。そんなベートーヴェンの金銭事情を、堀江宏樹氏の著書『偉人の年収』(イースト・プレス)から、一部抜粋・再編集して解説する。

「斬新な絵」で知られるパブロ・ピカソの遺産総額は、作品の価値を含めると4000億円~8000億円に上るとされている。このことから、ピカソは「人類史上もっとも経済的に成功した芸術家」と呼ばれるようになった。だが意外にも、生前のピカソは美術愛好家よりも、美術作品を転売して儲けようという投資家に好かれていた。このことが、ピカソに高い収入をもたらした。その詳細を、堀江宏樹氏の著書『偉人の年収』(イースト・プレス)から、一部抜粋・再編集して解説する。

「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の…」。有名な和歌で「栄華を極めた」と自画自賛し、屋敷にクジャクを放し飼いにするなど豪遊した藤原道長の年収はいくらだったのか。また、そもそも平安貴族はどのようにして収入を得ていたのか。堀江宏樹氏の著書『偉人の年収』(イースト・プレス)から、一部抜粋・再編集して解説する。

「万有引力」など、人類史に残る発見を成し遂げてきた天才科学者アイザック・ニュートン。だが、父親が早くに亡くなったこともあり、彼の実家が世帯年収300万円程度と貧しかったことはあまり知られていない。そこから物理学の研究によって成り上がり、大学教授となったニュートンは一体どれほど稼いでいたのか。
