河上康博

河上康博

笹川平和財団 日米・安全保障研究ユニット総括・交流グループ長兼主任研究員

かわかみ・やすひろ/1988年防衛大学校卒業、海上自衛隊入隊、防衛省海上幕僚監部、掃海隊群司令部幕僚長、防衛大学校教授などを経て海将補で20年退職。25年4月から現職。専門は安全保障戦略、海洋安全保障、国防論。著編著に「『台湾有事』は抑止できるか」「日本海における中国軍の『新常態戦略』」など。

中国軍「サラミスライス戦略」活発化で狙う“一つの中国”実現、抑止のための4つの対抗策
河上康博
台湾周辺で繰り返されている中国人民解放軍の大規模軍事演習はその都度、初めてとなる活動を重ねて既成事実化し「一つの中国」達成への布石を打っていく狙いだ。中国・台湾とも地理的に近い日本は、「台湾有事」抑止だけでなく、既成事実化による中国の影響力拡大の抑止でも重要な役割がある。
中国軍「サラミスライス戦略」活発化で狙う“一つの中国”実現、抑止のための4つの対抗策
「台湾有事」4シナリオでトランプ“ディール外交”に絶対取らせてはいけない選択肢とは?
河上康博
外交交渉などで「取引(ディール)」を多用すると考えられるトランプ政権だが、中国に対するディ―ル外交を含め台湾有事では台湾への武器供与や米軍派兵を絡めて4つのシナリオが考えられる。日本は平時でも有事でも米国が台湾に関与することを説得し続ける必要がある。
「台湾有事」4シナリオでトランプ“ディール外交”に絶対取らせてはいけない選択肢とは?
北朝鮮「ウクライナ参戦」の真意、露中への“危険な駆け引き”が引き起こす緊迫
河上康博
北朝鮮軍の「ロシア派兵」を機にロシア・ウクライナ戦争がエスカレートしている。北朝鮮は派兵の対価としてロシアから軍事技術・装備を得るなどで金正恩体制の維持・強化を図るのが究極の狙いだが、ロ朝の接近で逆に中朝関係は悪化するなど国際情勢の不安定化が強まる。
北朝鮮「ウクライナ参戦」の真意、露中への“危険な駆け引き”が引き起こす緊迫
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