秋吉久美子
母は生前、なぜ枕元に“短刀”を忍ばせていたのか?作家・下重暁子さんが親から受け継いだ「生きる覚悟」とは
米寿(88歳)の作家・下重暁子さんの母が亡くなった時、その枕元から短刀が見つかった。女優・秋吉久美子さんは、古希(70歳)を迎えるにあたって、まっすぐで脆い「少女の幻想」の殻を破ろうという思いに至った。時代を超えて、新しい女性の生き方を切り開いてきた2人が、今思うこととは。※本稿は、秋吉久美子 下重暁子『母を葬る』(新潮新書)の一部を抜粋・編集したものです。

母を看取って歳月がたっても「葬ることができていない」と悔やむ理由、 女優・秋吉久美子さんと作家・下重暁子さんが吐露
母にとって「優しくない娘」だったと語る、米寿(88歳)の作家・下重暁子さん。「少女」のままだった母には反抗できなかったと語る、古希(70歳)を迎えた女優・秋吉久美子さん。母への感じ方は異なっているが、2人とも看取ってから歳月が経っても、母を葬(おく)ることができていないと感じている。※本稿は、秋吉久美子 下重暁子『母を葬る』(新潮新書)の一部を抜粋・編集したものです。
