8000万人を超えるユーザーがいればかなりの収益性を得られることは、ソニーを見れば分かる。ソニーが30日に発表した7-9月期(第2四半期)決算は予想を上回った。主なけん引役はゲームだ。会社全体の40%近くを占めるゲーム部門の営業利益は前年同期から65%増加した。相変わらずの「プレイステーション(PS)4」人気が貢献したのは確かだ。2013年の発売以来、累計販売台数は8600万台に達している。肝心なのは、ゲーム機が売れるほどゲームソフトも売れることだ。ゲームソフトの方がハードウエアより利益率が良い。ソニーが自ら手掛けたゲームソフト「Marvel’s Spider-Man」は、先月の発売後わずか3日間で330万本売れた。ゲーム部門の7-9月期営業利益率は16.5%と、会社全体の11%を大きく上回った。
ソニー、ゲームでは任天堂より上手 株価は割安
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