ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施したエコノミスト調査によると、米連邦準備制度理事会(FRB)が来年いっぱい利上げを継続するとの見方に大きな変化はなかった。調査に参加したエコノミスト58人全員が、FRBが12月会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を25ベーシス・ポイント(bp)引き上げ2.25〜2.5%とすると予想した。調査(予想中央値)によると、FRBは2019年にさらに3度金利を引き上げ3〜3.25%とし、その後は2021年いっぱいまでその水準に据え置くと見込まれている。エコノミストの予想は、FRB当局者の予想とはやや異なる。9月に公表されたFRB当局者の金利見通しでは、2020年に金利をさらに3.25〜3.5%に引き上げ、2021年を通じてその水準に据え置くと予想されている。
FRBは来年も利上げ継続へ=WSJ調査
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