英議会は5日、約250ページにわたる米フェイスブックの社内電子メールを公表した。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)を含む幹部が一部デベロッパーにユーザー情報への特別アクセス権を与えていたことや、アクセス料金を課す方法を検討していたことが示されている。  英議会はフェイスブックの個人情報の利用について調査しており、資料公表はその手続きの一環。  そうした措置は同社にとって、ユーザー情報を販売しない従来方針の大きな転換となる。