ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が今月7〜11日に民間エコノミスト60人を対象に実施した調査によると、来年の米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ回数の予想中央値は2回と、先月の調査の3回から減少した。また、FRBが2020年から利下げを始めるとの予想が多かった。60人のエコノミストのうち1人を除く全員は、FRBが来週、主要政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25〜2.50%に引き上げるとの予想を示した。今月に続く利上げは来年3月になるとの予想が48%を占めた。12%は、4月30日〜5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)まで利上げが見合わせられると予測。28%はFRBが6月まで利上げしないと回答した。