ディールロジックによると、米国では今年、評価額10億ドル(約1100億円)以上の新興企業37社が新規株式公開(IPO)を実施し、ドットコムブームの最中だった2000年以来の高水準を記録した。新興企業が上場を避けているとの懸念も出ていたが、今年は一転して記録的なペースとなった。、ビジネスチャット大手スラック・テクノロジーズなどの注目企業が上場を予定するなど、IPOの増加傾向は来年も続くとみられている。また、やや知名度は落ちるものの評価額が10億~50億ドルとされる多くのソフトウェア企業にもIPOの期待がかかる。こうした企業は2018年のユニコーン企業の大部分を占めているが、ウーバーなどの有名企業ほどには注目を集めてこなかったとアナリストは指摘している。