日本人が鯵好きなのは、鰹節と昆布に代表される、イノシン酸とグルタミン酸といった二大旨味成分が入っているからではないでしょうか。

 栄養学的にも、鯖や秋刀魚よりもタウリンが豊富で、コレステロールを抑え、動脈硬化を予防する働きがあります。

 他にも、ビタミンA・B・Eとカルシウム、カリウムといった栄養素がバランスよく含まれているため、健康維持や美肌に効果的です。

鯵の骨煎餅
【材料】鯵の中骨…数尾分/塩…少々/片栗粉…適量/揚げ油…適量
【作り方】①3枚におろした後の、鯵の中骨の両面に塩を振り、5分程度置く。②1に片栗粉をまぶし、170℃の油でじっくり揚げる。揚がったら油を切って冷まし、二度揚げする。はじかみ、大根おろしなどを添えて。

 

 特に、カルシウムとビタミンB1を同時に摂取できるため、イライラが抑えられ、ストレスの軽減が期待でき、カリウムは余分な塩分を排出してくれるため、高血圧症の予防にもなります。

 また、鯵の脂質には、DHAやEPAが豊富に含まれています。

 DHAは脳や目に良く、EPA血液をサラサラにしてくれます。


新鮮な鯵の選び方は、
・目が澄んでいて濁りがない
・エラが鮮やかな紅色をしている
・ヒレがピンと張っている
・ふっくらと肉厚で、身にツヤがあって硬い
・細かい鱗がある
…ものが良いとされています。

 「生で良し、叩いて良し、〆て良し、焼いて良し、煮て良し、揚げて良し、干して良し」の鯵。

 最高の季節を迎える鯵を、さまざまな調理法で楽しんでください。

鯵の干物飯
【材料】鯵の干物…1枚/御飯…1杯分/ほうじ茶…適量/薬味(葱または大葉)…少々
【作り方】①鯵の干物は中火で両面をじっくり焼き、身をほぐす。薬味は刻んでおく。②暖かい御飯に1をまぶし、ほうじ茶をかけて薬味を乗せる。