――筆者のウォルター・ラッセル・ミードは「グローバルビュー」欄担当コラムニスト ***  マイク・ポンペオ米国務長官の中東歴訪が終わり、トランプ政権の中東地域での戦略が見えてきた。バラク・オバマ前大統領と同様に、ドナルド・トランプ大統領も、安定を促進しながら、米国の関与を減らすことを望んでいる。しかし両者の戦略は異なっている。オバマ氏は、イランとの和解が米国の関与を減らすための最善策になると期待していた。