自動運転車の導入は、数年前に多くが想定していたよりもはるかに複雑なようだ。自動車部品大手アプティブの幹部が当地の空港近くにある指令センターで、その理由を披露してくれた。毎年恒例の国際家電見本市「CES」の来場者で町がにぎわうなか、アプティブは300人を超えるスタッフや何台ものコンピューターモニター、30フィート(約9メートル)のビデオスクリーンを用いた新しいオペレーションを公開した。これらは全て75台の自動運転車を追跡し、運行するためのものだ。そのうち30台は米配車サービス大手リフトの乗客を1日20時間乗せ、ラスベガスの中心部約44平方キロメートルの範囲を行き来している。既にリフトの乗客を約3万回運んだという。
自動運転車にブレーキ、盛り上がりにブレーキ
ウーバーの事故などを受け、開発会社は慎重な楽観姿勢に
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