米アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)とタブロイド紙ナショナル・エンクワイアラーの親会社アメリカン・メディア(AMI)との対立が表面化したことで、AMIとサウジアラビアとの関係を巡り疑念が浮上している。  AMIはこれまで、買収資金を確保するためサウジ投資家からの金融支援を求め、サウジと度々接触していたほか、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子を特集する雑誌を発行している。  昨年には、外国政府の代理人として登録すべきかどうか、米司法省に問い合わせしていたことも分かった。関係筋がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に明らかにした。