エチオピア航空の運航するボーイング「737MAX8」機が墜落した事故で、エチオピアのダグマウィット・モゲス運輸相は17日、墜落機のブラックボックスから回収したデータが、昨年10月にインドネシアで起きたライオンエアの同型機墜落事故と今回の事故との類似性を示していると述べた。同運輸相は「エチオピア航空302便とライオンエア610便に明らかな類似性が認められた。さらに調査を進める」と語った。ただ、ライオンエア機の墜落に関連するとされるボーイングの新たな失速防止ソフトウエアが今回作動していたかどうかなど、詳細には触れなかった。ブラックボックスの解析作業を担うフランスの航空事故調査局(BEA)は16日、操縦室のボイスレコーダー(音声記録装置)とフライトレコーダー(飛行記録装置)のデータをエチオピア当局に引き渡した。
エチオピア機墜落、インドネシア機事故と「類似」
ブラックボックスから回収したデータを分析、当局発表
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