低GIダイエットへの関心が高まる中、身近なコンビニなどで実践するにはどうしたらいいかお悩みの方もいらっしゃると思います。そこで今回は、コンビニに焦点を当てて、どのように商品を選べばいいのか、コンビニで売られているGI値の高い商品、GI値の低い商品、そしておすすめの商品の組み合わせ方などをご紹介します。
そもそも「GI値」とは?
低GI食品なら肥満、高血圧予防に
GI(グリセミック・インデックス)とは、食品を食べた後の血糖値が上がるスピードを数値で表したものです。炭水化物50gを取ったときに、上昇率が最も高いブドウ糖(グルコース)を100として、その他の食品の上昇率を相対的に表しています。この数値が低いと、食後の血糖値の上昇が緩やかになります。
GIが低い食品(GI値55以下)を取ると血糖値の上昇が緩やかになるので、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防につながると注目されています。また、低GI食品は食後の満足感が長続きしたり、眠気やイライラを防いだりというメリットも持ち合わせています。
GI値の低い食品は野菜や肉・魚介類、豆類、海藻類、乳製品などです。血糖値を上げる糖質の多い主食や砂糖、イモ類ではGI値が高くなります。
コンビニで気をつけるべき
「高GI商品」は?
では早速、コンビニで売られている高GIの商品を主食、副菜、レジ横、スイーツの部門別に見ていきましょう。
【主食部門】
<菓子パン>
パンの中でも砂糖が多く使われているあんパン、メロンパン、チョコやホイップクリーム、ジャムを使った菓子パンは要注意です。甘くない総菜パンの中にも、コロッケパンや焼きそばパンのように糖質の多いもの同士が組み合わさったものもあるので、栄養成分表示の糖質量をチェックして、できるだけ糖質の少ないものを選べるといいですね。
ちなみに、「炭水化物量-食物繊維の量=糖質量」になります。