【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領の弁護士は5日、下院民主党がトランプ氏の納税申告書の提出を要求していることについて、憲法上の制限を無視しており、内国歳入庁(IRS)は拒否すべきとの見解を示した。  トランプ氏の弁護士であるウィリアム・コンソボイ氏は、財務省の法務顧問ブレント・マッキントッシュ氏に宛てた書簡で「IRSがニール委員長の要求に従えば、危険な前例となる」と指摘。「このパンドラの箱がいったん開けば、その後の報復合戦がわが国に永続的な打撃を与える」と述べた。