――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  電気自動車(EV)メーカー、米テスラと欧米自動車大手フィアット・クライスラー(FCA)は、欧州連合(EU)内での炭素排出量を共有するという「双方においしい」合意を結んだ。だが、その恩恵は長くは続きそうにない。フィアット・クライスラーはそれでも、世界の自動車業界が直面するこの困難な課題について、長期的な解決策を見いだす必要がある。