• 新タイプのETFが登場• 新タイプのETFが登場銘柄選択がインデックス運用の世界にも登場した。4月8日、米証券取引委員会(SEC)は新しいタイプの上場投資信託(ETF)を承認した。通常ETFは透明性を有することで知られているが、その透明性を欠くアクティブ運用ETFだ。資産運用会社プレシディアン・インベストメンツは、10年近くもSECの承認を待ち続けた末に、日次の開示を行わないETFであるアクティブシェアーズを設定する計画について、差し当たっての支持を取り付けた。既に多数の資産運用会社が関心を示しており、プレシディアンはこの仕組みをライセンス供与する考えだ。同社の株式20%を所有する資産運用大手レッグ・メイソン(LM)傘下の資産運用会社クリアブリッジ・インベストメンツは、このETF構造を用いて日次の開示を行わないアクティブ運用ETFを設定する第1号となる見通しだ。ブラックロック(BLK)、JPモルガン・チェース(JPM)、キャピタル・グループ、ガムコ・インベスターズ(GBL)なども既にライセンスを取得している。