――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***   中国経済は小売売上高と鉱工業生産の急増を追い風に、驚くほどしっかり成長ペースを保っている。だが、政府の景気刺激策が不動産セクターに浸透するのに伴い、長期的な見通しが損なわれている。  1-3月期のデータは、不動産投資が再び成長をけん引している様子を浮き彫りにした。同期の不動産投資は前年同期比11.8%増と、4年余ぶりの大幅な伸びを示し、国内総生産(GDP)の伸び率(6.4%)を大きく上回った。