米飲料大手コカ・コーラは、旗艦ブランドのコーヒー系飲料やエナジードリンクの種類を増やして国外への拡販を進める考えだ。  昨年アジアで発売を開始した「コカ・コーラ・プラス・コーヒー」を、年内に25の市場にも投入する。ジェームズ・クインシー最高経営責任者(CEO)がアナリスト向け説明会で明らかにした。欧州では、提携先のモンスター・ビバレッジの反対を押し切り、「コカ・コーラ・エナジー」を発売する。  クインシー氏は、炭酸飲料から水やコーヒー、ジュース、その他の飲料まで商品の幅を広げている一方、「コカ・コーラ」ブランドの商品拡充にも取り組んでいると述べた。