ドナルド・トランプ米大統領は25日、ロバート・モラー特別検察官の解任をドン・マクガーン元ホワイトハウス法律顧問に指示したことは一度もないと表明した。2016年の米大統領選へのロシア干渉を巡る捜査をトランプ氏が妨害しようとしたとする、モラー報告書に記載された内容とは食い違う主張だ。トランプ氏はツイッターで「フェーク(偽)ニュースメディアが誤って報道したが、ドン・マクガーン顧問にロバート・モラー氏を解任するよう指示したことは一度もない。法的には、そうする権利はあったが」と述べた。「モラー氏を解任したいと思えば、自分でできた。マクガーン氏にさせる必要はなかった」と主張した。モラー報告書はトランプ氏が「マクガーン氏を呼んで特別検察官の解任を指示した」としている。これは18年3月にマクガーン氏がモラー氏の捜査チームに語った内容だ。
トランプ氏「モラー氏解任を指示したことは一度もない」
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